英語勉中のみなさんこんにちは!
家で英語を勉強していると、誰かと英語で会話がしてみたい!と思うようになりますよね。
テストの勉強はできるけど、会話は全然したことがない…という人、かなり多いのではないでしょうか。

日本にいながら外国の人と自然な英会話をしてみたい!



教科書だけじゃない活きた英語を学びたい!
と思っている人に向け、今回の記事では『【体験談】バーで英会話に挑戦してみた!外国人の集まるバーで英語を勉強した話』というテーマについて書いていきます。
この記事を書く私は現在カナダ4年目で、今でこそ英語が問題なく話せるようになったのですが、日本にいたころは英語の勉強にそれはもう苦戦しておりました。



TOEICではいい点取れるけど、会話が超ニガテ!どうやったらスムーズに話せるようになるの~!?
当時の私は参考書、YouTube、Podcastなどを使って日々勉強をしていたものの、アウトプットが圧倒的に足りていませんでした。日本で普通に生活をしていると、英語を話す機会はゼロと言っても過言ではないですよね。そこで、



よし、英語を話す機会を作りに行こう。
と思い立った私は、外国人が集まるバーに行くことを決意したわけです。
というわけでこの記事では、私が2018年~2021年ごろに実際にバーに行って英会話をしてみた経験をもとに、以下のことを紹介します。
- バーで英会話とは?
- バーで英会話をしてみた様子や感想、注意点
- バーでの英語勉強は効果ある?
- バー英会話のメリット・デメリット・おすすめの人
それでは早速見ていきましょう。



ちなみに私が日本で英語を勉強していたとき、英会話カフェにも行っていました。そのときの様子は以下の記事で詳しく紹介していますので併せてどうぞ♪


バーで英会話ってなに?何をしたらいいの?


バーで英会話をする、とはいったいどういうこと?と思う人もいるかと思うので、まずは「バー英会話」とは何かを紹介します。と言っても、一般的に「バー英会話」という言葉があるわけではないので、私がどんなことをしにバーに行っていたのかの紹介となります。
答えは至ってシンプル。「バーに行って、そこにいる人と英会話をする」です。
具体的には、外国人が多く集まるようなバーやパブに行き、外国人のお客さんに話しかけて英語で会話をしていました。
特に、英会話をするためのバーに行ったというわけではなく、普通のバーに行って他のお客さんと会話を楽しむという感じです。意外とみんなフレンドリーに話に応じてくれて、仲良くなれるものです。



観光で来ている人も多かったので、現地の日本人と話せて嬉しいと思ってくれる人も多かった!
お酒を片手に店内をうろうろして、とりあえず話しかけてみる!私がやったことはこれだけです。
なお私はいつも友達と一緒に行っていました。バーやパブの雰囲気的にも、友達同士で外国人のグループに話しかけるほうが自然で会話が盛り上がりやすいです。



一人だと緊張しちゃうけど、友達と一緒だったら話しかけやすいよね。
ちなみに一人で行くのはあまり安全ではないので、できれば2人以上で行くことがおすすめです。
バーで英語を勉強してみた実際の様子や感想を紹介


というわけでバーで英会話をしてみた実際の様子や雰囲気、感想をシェアしていきます。私が主に行っていたのは、“HUB(ハブ)”という英国風パブです。有名なのでご存知な人も多いのではないでしょうか。
東京に店舗が集中していますが、大阪や愛知、福岡といったいくつかの都道府県には店舗があるようです。



ちなみにPUB(パブ)とはPublic House(パブリックハウス)の略!イギリス発祥の酒場のことで、食事やお酒を楽しむ社交場として親しまれている。
“お酒(主にビール)や食事を楽しみながら人々が集まって会話をする場所”ということで、他のお客さんに話しかけて英会話練習をするにはうってつけの場所なのではないでしょうか?プチ海外旅行気分も味わえるかもしれません。
というわけで、私が実際にHUBに行って英会話をしてみた様子をレポートしていきます。
全体的なバー(パブ)の雰囲気は?
バーは、行くタイミングによって雰囲気が大きく異なるのが特徴です。日中はお客さんが少なく、夜になると仕事や大学終わりの人たちでにぎわいます。また、平日よりも週末のほうが圧倒的に人が多くなります。
外国の人と話すためにバーに行くのであれば、やはり人の多い週末の夜がおすすめです。



出会える人の数も多いし、ワイワイガヤガヤしているので隣の人に話しかけやすい。
HUBは決まった座席などはなく、カウンターで飲み物や食べ物を注文して自分で好きな席に持って行くというスタイルです。立ち飲み用のカウンターもあるので、固定の席に座らなくてもいい点が他のお客さんと話すのに向いています。
またHUBのようなパブでは、日本人も含め周りの人と仲良くなって話すことはいたって普通の光景です。店員さんも多くて明るいので、特に怖い雰囲気はありません。
スポーツイベントをやっている日は店内のテレビで中継されているので、一緒に盛り上がることもできますよ。



ちなみに混んでいる日は満員電車のような混雑なので移動するのも大変なレベルです…。
私が行ったときは、
日本でどんなところを観光したのか、何を食べたのか
好きなスポーツや音楽など好きなものについて
相手の国の文化について
などを喋ることが多かったです。



イタリア人のおじいちゃんに、「日本人はなんでパスタにタバスコをかけるんだ!」と言われて、イタリアではパスタに辛いソースかけないんだ!と驚いたのを覚えています(笑)
フレンドリーな人が多く会話がしやすい(お酒の力も?)
経験上、パブやバーでワイワイと飲んでいる人は、かなりフレンドリーな人たちが多いように感じました。知らない人と話すことに抵抗がある人は少ないです。



私はカナダに住んで4年目ですが、カナダでは隣のテーブルの人に話しかけたり列に並んでいる前後の人に話しかけたりするのはよくあることです。
パブという存在そのものが、「Public Houseという社交の場」ですので、バーで知らない人に話しかけても特に失礼には当たらないと思います。「知らない人に話しかけるのって緊張しない?」とよく聞かれますが、場の雰囲気的にも話しかけやすいので特に緊張はしません。



もちろん、あきらかにプライベートなテーブルで飲んでいる、真剣な話をしている、といった人たちには話しかけません。
まずは軽く挨拶をして、「大丈夫そう」と思ったら会話を始めてみましょう。
また、お酒を飲んだら饒舌になるという人も多いのではないでしょうか?たまにはちょっとお酒の力を借りて、緊張をほぐして会話をしてみると楽しいかもしれません。
教科書ではない実際の会話が楽しめることは確か
バーでの英会話は教科書の英語とは全く違います。会話のスピードが速い、スラングをたくさん使うなど、「本物の英会話ってこんな感じなのか」と圧倒されること間違いなしです。
バーで英会話をする際は、「うまく話そう」、「文法に忠実に話そう」と考える必要は一切ありません。大切なのはとにかく瞬発力。単語やジェスチャーでなんとか会話をつなげる意識で、サバイバル能力が身に着きます。



英会話レッスンだと、ゆっくり考えたり講師に質問したりしながら話せるけど、バーではそんなことしてる時間はないのだ。
海外旅行中や留学中は、とにかく生きるための英語が必要となります。そんな「何とか相手に伝えるための会話力」を磨くにはバーでの英会話は役に立ちます。
必要なのは英語力ではなくコミュニケーション能力!!そんな経験を積める場所です。
バー内はうるさいので会話するのは大変
にぎやかなバーは本当にうるさいです(笑)特にスポーツイベントを中継している日などは、隣の人の声すらまともに聞こえないほど。
何度聞き返しても聞き取れなくて、会話が曖昧になることも珍しくありません。しかし、実際の英会話は常に静かな場所で行われるとは限りません。
英語のレッスンは静かなところでやることが多いでしょうし、英語のリスニング練習もクリアな音声を聞くことばかりですよね。たまには、聞き取りにくい環境下で英語を聞くこともいい勉強になります。



うるさいところや人の多いところが苦手な人は、ちょっと抵抗があるかも。
ナンパも多いので身を守る注意が必要
バー英会話で注意したい点は、ナンパが多いということ。特に女性ですが、バーで女の子をナンパしようとしている男性は思ったより多いです。



女性グループでHUBにいると、男性グループから声を掛けられることが非常に多かった。
お酒も入って楽しくなって、知らない人について行くなんてことのないようにしましょう。また、連絡先を交換することもありますが、後日2人きりで会うのはあまり安全ではない場合もあるのでくれぐれも注意するようにしましょうね。
バー英会話はズバリ英語勉強に効果ある?


というわけで私が何度か行っていたバーでの英会話ですが、ぶっちゃけ英語勉強に効果はあるのか?ということについてお話していきます。
英語中~上級者にはアウトプットの場として効果を感じた
バーは実践の英会話をする場ですので、まだ文法の基礎もよくわかっていない…という完全に初心者の人は効果を感じにくいでしょう。
会話ができるレベルに達している人であれば、「この表現を始めて実際に使うことができた」、「この言い方でも通じた」といった成功体験や、「この単語の発音が全然伝わらなかった」という失敗が英会話の上達につながると思います。
私の場合は当時簡単な会話はできるレベルだったので、覚えた表現をとにかく使うように心がけていました。また、スラングや日常で使う表現を集中的に勉強していたのを覚えています。



留学に行きたいけどなかなか行けない…という人にも、海外生活感を味わえるのでいいかも。
なんとかして自分の言いたいことを伝えなきゃ!という気持ちが、英会話を上達させることは間違いありません。バーでの英会話を通して、コミュニケーション能力や実際の会話の感覚を掴むことができたと思います。
バーでの英会話は、お酒の力も借りながら楽しく会話のコツが掴めるので、勉強しているけどアウトプットの場が足りないと感じている人は試してみると効果を感じやすいかもしれません。
ノリで会話できてしまうので「正しい英語」は学べない
バーでの英会話は、正直英語がちゃんと話せなくても何とかなる場合も多いです。ジェスチャーを交えたり、ただ“Yes‼”や“No‼”を言ったりするだけでも会話って進んでいくものなんですよね。
英語で話す度胸を身に着けるには十分な経験ですが、しっかり文法に忠実に話す練習をするのは難しいかもしれません。



間違えても特に誰も直してくれるわけじゃないからね。でも間違えても伝わればOKということは学べるはず。
バーでの英会話のメリット・デメリット
バーでの英会話のメリット・デメリットを表にまとめました。
バー英会話のメリット | バー英会話のデメリット |
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リアルな英会話が楽しめる 様々な国の人と話せて非日常感が楽しい 日本にいながら海外旅行・留学感が味わえる 英語を話す度胸が身に着く | 周りが騒がしいのでうまく聞こえない ちゃんとした英語を学ぶのは難しい ナンパされるなど安全ではない場合も |
バー英会話のメリットはなんといってもその雰囲気です。英語を勉強するうえで、「楽しい」と感じることはやはり大事ですよね。
最大のデメリットとしては、やはり身の安全に注意が必要であることです。不特定多数の人と会うことになるので、羽目を外しすぎないように気をつけましょう。
バーでの英語勉強はこんな人におすすめ
バーでの英会話はこのような人におすすめです。
日本にいながら活きた英会話をしたい人
英語の知識はあるが会話が苦手な人
日本に来ている外国人と話してみたい人
お酒が好きな人
英会話の実践の場として、勉強してきたことを使ってみましょう。また、知らない人とたくさん話してみたい!という方にとっても絶対に楽しい場所であることは間違いありません。
さらに、やはりバーはお酒を楽しむ場所なので、お酒が好きだとより楽しめるのではないかなと思います。



お酒は飲みすぎないように要注意~!
【まとめ】バーでの英会話は難しいけど面白い!日本にいながら国際交流を


というわけで、『【体験談】バーで英会話に挑戦してみた!外国人の集まるバーで英語を勉強した話』というテーマで記事を書いてきました。
バーでの英会話は難易度が高めですが、実践的な英会話をするのにぴったりの場所です。お酒一杯の値段で英会話が楽しめるのは考え方によっては安いですよね。
日本ではなかなか得られない、気軽に英語を話す経験をぜひ積んでみてはいかがでしょうか。
バーの英会話にはメリットもデメリットもありますが、楽しく英語が学べる手段の1つです。



家での勉強に飽きた、なかなかモチベが上がらないという人は気分転換にいいかも!
お酒の飲みすぎには注意して、たくさんの人とおしゃべりを楽しみましょう!
みなさんの英語学習を応援しています。