仕事をしながら留学できることで人気の高いワーキングホリデー、いわゆるワーホリ。

英語でバリバリ仕事をするぞ!
と意気込んでいる人も多いと思いますが、そんなワーホリの最初の難関といえば英語での面接です。
面接を突破しないことには、海外で仕事に就くことはできません!
そこでこの記事では、カナダ4年目の私の経験をもとに『ワーホリの英語面接を攻略せよ!頻出質問や答え方を徹底解説』というテーマで以下のことについて紹介します。
- ワーホリ面接に必要な準備
- ワーホリ面接でよく聞かれる質問
- ワーホリ面接で聞くべき逆質問
- ワーホリ面接に受かるコツ



私自身カナダのCoop留学とワーホリで様々な面接を経験してきました!
ワーホリで仕事探しを始めた、面接の予定が決まったという方はぜひこの記事で紹介する内容をチェックしてみてください!
なお仕事探しを始めたばかり!という方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。


まずはワーホリ面接の準備に必要なものを確認しよう


面接に行くことが決まったら、面接の準備を始めましょう!
なお、仕事を始める前に
現地の銀行口座を開設する
(カナダであれば)SINナンバーを取得する
といった事前手続きが必要となります。銀行口座は給料を受け取る際に欠かせません。SINナンバーはカナダの社会保険番号のことで、この番号がないと働くことができません。
国によって必要となる手続きは異なるので、渡航後すぐにやるべき手続きを確認しておきましょう。
ワーホリ面接の持ち物
- 身分証(パスポート等)
- ワークビザ
- 履歴書
- (カナダであれば)SINナンバー発行書
面接には手ぶらで行ってはいけません。身分証と有効なワークビザを持参することは絶対です。



ビザのない違法滞在者を採用したい雇用主はいないからね
また、履歴書は事前に送付してあると思いますが、印刷して持って行くほうが丁寧な印象を与えます。
ワーホリ面接の服装は?
ワーホリの面接では特に服装規定がない限り、カジュアルな格好で行って構いません。
ワーホリで働く人の多いレストランやカフェ等の飲食店の面接にスーツを着て行く必要はありません。
ある程度TPOをわきまえた格好で、身だしなみを整えていれば大丈夫です。



私もレストランの面接に普通のジーンズにTシャツ、スニーカーで面接に行きました。
ワーホリの面接でよく聞かれる質問は?回答例も併せてチェック





ワーホリの面接って何聞かれるの?英語なんだよね?
続いては誰もが気になるワーホリの面接内容を紹介していきます。
ワーホリの面接はもちろん英語で行われます。ジャパニーズレストランの中には、日本人と日本語で面接をするということもあるようですが、基本的には英語だと思っておきましょう。
ここでは面接で聞かれることの多い質問と回答例を紹介していきます。
よくある質問1.あなたについて教えてください “Tell me about yourself.”
まず最初に聞かれることが、「あなたはどんな人ですか?」というものです。
ここでは名前や出身等の単なる自己紹介にとどまらず、自分の性格や特技についてもアピールをしましょう。



私も現職場の面接で聞かれました。ある程度長めに話した方が、英語力やコミュニケーション能力があること伝わるのでおすすめです。
出身、今のところどれくらい滞在しているのか
自分のステータス(学生か、ワーホリか等)
勉強していること、勉強していた専攻
自分の性格とその根拠
趣味や特技、持っている資格
“Tell me about yourself.”に対する答え方 | |
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出身地の答え方 | I’m from Japan.(日本出身です。) I’m from 〇〇, Japan.(日本の〇〇出身です。) |
どれくらい滞在しているかの答え方 | I’ve been here for 〇 weeks/months/years. (ここには(今のところ)〇週間/カ月/年います。) |
何をしているかの答え方 | I’m a student. I’m going to school. (学生です。学校に通っています。) I’m not a student. I’m working here.(学生ではないです。働いています。) |
勉強していることの答え方 | I study Human Sciences.(人間科学を勉強しています。) My major is Political Science.(政治経済学を専攻しています。) |
性格の答え方 | I’m sociable(社交的). / I’m extrovert(外交的) As soon as I arrived at Canada, I was able to make a lot of friends.(カナダに来てすぐに、たくさんの友達を作ることができました。) I enjoyed my previous job as a server at a restaurant.(前職のレストランのサーバーの仕事を楽しんでいました。) |
趣味・特技の答え方 | I like to play the piano. I have played it for 10 years.(ピアノを弾くことが好きです。10年やっています。) I am good at playing soccer.(サッカーをするのが得意です) |
よくある質問2.過去の職歴やに関連分野での経験は? “Do you have any related experiences?”
過去の経験をたずねる質問です。多くの職場ではやはり即戦力を必要としています。日本でのアルバイトの経験でも構わないので、関連する経歴のみをわかりやすく伝えましょう。
また、未経験である場合でも「人と話すのが好き」「仕事を覚えるのが早い」などのアピールをするようにしましょう。黙ってしまったり、“No”とだけ答えるのは印象が悪くなります。
“Do you have any related experiences?”に対する答え方 | |
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過去の経験の答え方 | I have previous experience working as a server.(以前サーバーとして働いていた経験があります。) I was working at a restaurant in Japan for five years. (日本のレストランで5年間働いていました。) |
経験がない場合の答え方 | I don’t have experience working at a restaurant. But I love to try new things.(経験はありませんが、新しいことに挑戦するのが好きです。) |
よくある質問3.なぜここで働きたいの? “Why do you want to work here?”
ワーホリだけでなく、世の中の就活面接の定番質問「この職場で働きたい理由」。
やはり、「この職場じゃないといけない理由」「この職場で働きたい熱意」を聞くことができると、面接担当者としては嬉しいものだと思います。
あらかじめ面接に行く職場のことを下調べしておき、志望理由をはっきり話せるようにしておきましょう。



カジュアルな店なのか?高級店なのか?客層は?どんなメニューを出すのか?など基本的なお店の情報を知っておくと理由が話しやすくなるかもしれません。
“Why do you want to work here?” | |
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なぜ働きたいのかの答え方 | I like the atmosphere here and would like to be a member of this restaurant.(ここの雰囲気が好きで、このレストランの一員になりたいと思いました。) I have dined here before and I loved your food and the service. I am sure that I can learn a lot of things and improve myself here.(以前ここで食事をしましたが食事とサービスがとてもよかったです。ここでならたくさんのことが学べ、成長できると確信しています。) I have an experience working as a server at a Japanese restaurant so I think I can make use of my experience.(ジャパニーズレストランでサーバーとして働いた経験があるので、ここでその経験が活かせると思います。) |
よくある質問4.あなたを雇うメリットは?“Why should we hire you?”
あなたを雇うとどんないいことがあるのか?あなたはこの職場で何をしてくれるのか?という質問です。
効率的に働ける、チームワークが得意、すぐに仕事を覚えられるなど、自分を雇うべき理由を積極的にアピールしていきましょう。



「自分はまだまだだけど…」「英語が下手だけど…」「できるかわからないけど…」というような謙遜は不要!自信がない人だと思われてしまいます。
“Why should we hire you?”に対する答え方 | |
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あなたを雇うメリットに対する答え方の例 | I am good at working as part of a team.(チームの一員として働くことが得意です。) I am a quick learner.(すぐに仕事を覚えます。) I work efficiently and I am able to notice what needs to be done.(効率的に働き、やらないといけないこと気付くことができます。) |
よくある質問5.どのくらいの期間働くことができる?ビザの状況は?“How long are you able to work? ” “What is your VISA situation?”
ワーホリや留学生は、その国に滞在できる期限が決まっています。ワーホリの人はビザが切れると仕事を辞めて自国に帰らなければならないので、ワーホリに人気の都市では特に飲食店では人の入れ替わりが激しいのです。



雇用主もすぐに辞めてしまう人を採用したくないし、できるだけビザの残り期間が長い人を採用したいもの。
さらに、ビザがない違法状態で仕事をしている人も一定数いるのが現状です。そのため、
有効期限内の合法なビザを持っているか?
ビザの残り期間はどれくらいか?
を確認するためによく聞かれる質問です。
“How long are you able to work? ” “What is your VISA situation?”に対する答え方 | |
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ビザの種類の答え方 | I have a working holiday visa.(ワーキングホリデービザを持っています。) I have a valid work permit.(有効な労働許可を持っています。) |
ビザの期限の答え方 | My visa is valid until June 4, 2025.(私のビザは2025年6月4日まで有効です。) My visa expires on June 4, 2025.(私のビザは2025年6月4日に切れます。) |
よくある質問6.いつシフトに入れるか?”What is your availability to work?”
朝シフト募集、夜シフト募集、週末シフトなど職場によって働いてほしい時間帯が異なります。飲食店ではほとんどの場合、週末に働けることは大事な条件です。
学校に通っている方は学校のスケジュールを説明して、学校の前や後にシフトに入れないか調整しましょう。



私はかつて夕方から夜にかけて学校に行っていたので、夜シフトが主に求められるレストランではシフトをもらうのが大変でした。
“What is your availability to work?”に対する答え方 | |
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シフトに入れる日の答え方 | I am available on every weekend.(毎週末空いています。) I am not available Tuesday and Thursday evening.(火曜と木曜の夕方は空いていません。) I’m available anytime for Monday to Sunday to work.(月曜から日曜までいつでも働けます。) |
学校のスケジュールの答え方 | I have school from 9am to 4pm Monday to Friday.(月曜から金曜の午前9時から午後4時まで学校があります。) My school starts at 4pm on everyday.(私の学校は毎日午後4時から始まります。) |
その他のよくある質問まとめ!筆者が実際にされた質問も
ワーホリ面接では他にも、様々な質問をされることがあります。その他のよくある質問を以下にまとめていきます。
- うちのレストランの〇〇というメニューについて知っているか
- 〇〇というメニューについて英語で説明できるか
- なぜ前の仕事を辞めたのか
- うちだけでは十分なシフト数をあげられないが大丈夫か
- 英語での電話応対や文章を書くことに問題はないか
- 時給はいくらほしいか
私が一番驚いたのは、時給に関する質問でした。ローカルの老人ホーム(現職場)での面接で初めて聞かれたのですが、仕事を始める前の給料交渉は実は珍しくないことのようです。



当時の私は「最低時給でいいです!そんなまだちゃんと仕事できるかわからないし!!」と答えてしまいましたが、希望がある場合は自分の欲しい額を伝えましょう。また、昇給の可能性についても聞いておくといいです。
面接では雑談力も大切
さらに面接の前後には雑談をすることも多いです。
「この国に来てどう思った?」「カルチャーショックはあった?」「どこに住んでるの?」などのスモールトークにもうまく対応できるとさらにいいと思います。



気を抜いているときの雑談で英語力をチェックされることも。気を抜かずにしっかり受け答えしよう!
もちろん最初のあいさつや面接が終わったときのお礼も欠かさず言うようにしましょう。
ワーホリ面接で大切な逆質問!聞いておくべきことを確認


ワーホリの面接では最後に、「あなたからは何か質問はありますか?」と聞かれることが多いです。
面接は自分が面接をされる場だけでなく、職場に様々なことを聞く「逆質問」のチャンスでもあります。



採用されたあとだと聞きにくいこともわりとあるんだよね。
どれくらいシフトがもらえるか?
ホリデーペイなどの手当はあるか?
チップの配分は?
給料日はいつか?
ー採用されたが週に4時間しかシフトがもらえない
ー給料日がいつなのかわからない
ー祝日手当などがちゃんと支払われているのかわからない」
といった採用後のモヤモヤを少しでも減らすために、面接で疑問点をクリアにしておきましょう。
またチップの配分方法も飲食店によってバラバラです。サーバー7割キッチン3割でもらえる場合もあれば、サーバーとキッチンで完全に半分ずつ分けるというところもあります。気になる場合は確認しておきましょう。
ワーホリ面接で受かるコツは?落ちないためにできること!


ワーホリの面接は、もちろん落ちることだってあります。



ワーホリする人が多い都市は競争率も高いのだ!
ワーホリ激戦区の職場のなかには、面接を受ける人が次から次へと来て、一人5分話して仮採用者を決め、トレーニングシフトで使えそうな人だけ残す…というオーディションのような過酷な方法で採用している職場もあるそうです。
そんなときに厳しいワーホリの面接で受かるコツを紹介していきます。
相手の目を見て堂々と話す
緊張してしまったり、自分の英語に自身がなかったりすると、目線が自然と下を向いてしまうものです。しかし面接時は、相手の目をしっかり見て話すようにすることが大切です。



目を見て話した方が好印象なのは、もちろんワーホリ面接に限った話じゃないけどね。
また、英語に自身がないと声が小さくなってしまいがちです。間違えても伝われば大丈夫。
間違えることを恐れてあまり話さなかったり小さな声になってしまったりするよりも、多少間違った英語でも堂々と話した方が絶対に好まれます。
ネガティブなことを言わない
英語力はまだまだですが…
うまくやれるか不安ですが…
まだ来たばかりでよくわかりません…
というようなネガティブなことは口にしないようにしましょう。
マイナスなことばかりを口にしていると「この人は自分に自身がないのかな?」「暗そうな人だなあ」といった印象を与えてしまいます。



もちろんたまには謙遜も大事ですが、初対面の面接の場では笑顔で堂々としていたほうが絶対にいいです。
例えば英語力が不安な場合は、“My English is bad.(私の英語はダメです。)”と言うのではなく、“I’m still learning English.(まだ勉強中です。)”というようにポジティブな言い方に変えるほうがいいでしょう。
面接の練習をして英語力を磨く
面接で聞かれる質問はどこもある程度同じです。緊張を和らげるために、友達やホストファミリー、語学学校の先生などにお願いして面接の練習をしておきましょう。
自己紹介や志望動機はあらかじめ紙に書くなどして台本を考えておくと落ち着いて話すことができます。



いきなりの“How are you?”にうまく返せなくて焦る人も多いのでは?“I’m good! How are you?”とテンポよく返せるイメトレも大事です!
何度か面接を重ねるうちに英語面接に慣れていくものです。
しかし「ここでどうしても働きたい!」という場所の面接の前は、誰かと練習したり話すことを考えたりその店について勉強をしたりと、事前に準備をしておきましょう。
英語力が低くても面接に受かることはできる?
ワーホリと英語力の関係はよく聞かれる質問の1つです。
結論から言うと、業種によります。以下に英語力を必要とする仕事・あまり必要としない仕事を紹介します。
ディッシュウォッシャー(皿洗い)
ハウスキーパー(ホテル等の清掃員)
工場勤務(製造や梱包)
スーパーの棚卸・品出し
キッチンスタッフ(調理のみ)
ジャパニーズレストランのスタッフ
飲食店のサーバー(ホールスタッフ)
バリスタ・カフェの店員
ホテル等の受付スタッフ
ショップ店員
オフィス勤務
英語で話すことを求められない仕事であれば、英語力が低くても採用されることはあります。しかし、接客を伴うような英語力を必要とする仕事では、面接で英語力が足りないと思われたら落とされてしまいます。



英語を使って働きたいなら英語の勉強は欠かせないね!
英語力が高ければ高いほど、できる仕事の幅が広がります。高い英語力があれば、ワーホリ中に理想の仕事を見つけやすくなるでしょう。
【まとめ】面接はワーホリ最初の試練!しっかり準備して臨もう


というわけで、『ワーホリの英語面接を攻略せよ!頻出質問や答え方を徹底解説』というテーマで解説をしてきました。
英語での面接は、ワーホリ最初の関門です。面接を突破しないことには、海外で働くことはできません!
面接に行く際は、
- 必要書類をしっかり準備する
- 面接の練習・対策をしていく
- その店について調べておく
- 英語の勉強をして英語力をあげる
といったことが大切です。ぜひ英語面接対策をしっかりして、ワーホリ中に自分のやりたい仕事を見つけてくださいね!
なおまだ仕事探しを始めたばかり…という方は、下の記事も参考にしてみてください。


ここまでお読みいただきありがとうございました。みなさんのワーホリを応援しています。