皆さんこんにちは!
本日は実用英語技能検定2018年度第3回の試験が行われました!
実施日は2019年1月27日でした。参加された方、誠にお疲れ様でございました。1級を受験された方であれば筆記が100分、リスニングが35分と大変長丁場でしたね!
さて、当サイトが開設されてから初となる英検の参戦レポートになります。英検はTOEICと違って年間3回しか受験することができませんので、一回一回を大切にしていきたいものです。
今回の英検は、現行の受験料で受験することができる最後の回になりました。よって、2019年度実施の試験からは新価格での受験になります。この件に関しては、当サイトも既にお伝えしてきた通りです。
それではさっそく国内最速のレポート、行ってみましょう!!
感想
毎度のことなのですが、時が経つのは早いもので、既に申込みから1ヶ月以上経過してしまいました。
今回も、前回の準1級と同様に会場は母校(私立中学)で行われました!
英検はTOEICやその他の試験とは異なり、受験地のみならず、受験『地域』まで選択できることから、自分の好きな場所を結構細かく選択することができます。1級の2次試験は会場が都市部のみになっているものの、1級1次を含むそれ以下の級であれば、よっぽどの僻地で無い限り自宅のすぐ近くで受験することも可能になります。
ということで、管理人はこと英検に関しては精神的な安定を図るため、毎回の如く母校を受験会場に選択しています。(正確に言うと、管理人の場合受験地域を絞ると必然的に母校になります。)
上の過去記事でも言及していますが、母校で受験するというのは、精神的に落ち着くというメリットだけでは無く、実に様々な利点が存在するのです。その1つが母校に『合法的に侵入できる』ということでしょう。受験生という建前があるので、もはやはるか昔に在籍していた当時の雰囲気を感じながら校舎探検を楽しめます!(※怪しいことはしていません笑)
年月が過ぎると校舎自体も結構変わっています。当時には存在しなかったものがあったり、自販機が設置されていたりと非常に面白いです。今回の受験に関しても、半分校舎に入りたいという不純な目的が存在していました笑
さて、今回管理人が受験した級は1級でしたが、実施は午後からでした。恐らく級によって午前に受験するか午後に受験するかが決まっているのだと思います。準1級の時はたしか午前中の受験だった記憶があります。
去年だけどもう記憶があやふや・・・
個人差もあるかと思いますが、基本的に人間の集中力は午前中の方が高まるのでぜひ午前中にして頂きたいのですが、そんな希望が通るわけもなく、午後から受験して参りました。受験地の様子ですが、現地はやはり子供達の多いこと多いこと。5級の受験時間と被っていたようで、小学生~中学生くらいのちびっ子たちが沢山いました。勿論、それ以上の級もやっていますので高校生も多かったです。そしてそれに伴う保護者のこれまた多いこと笑
英検は保護者控え室みたいな部屋も与えられるので当たり前と言えば当たり前なのですが、TOEICに慣れているせいか子供の数に圧倒されました。これだけ周りに小中高の生徒がいると、まるで自分も若返ったような気がするものです。
あれ、なんか若返った気がするぞ・・・
気のせいね
そんなこんなで母校の雰囲気を味わいつつ、1級の受験番号の人数を見るとなんと8人!管理人の会場だけなのでしょうか。それとも1級はこんな感じなのでしょうか。人数は非常に少なかったです。
さて、その昔授業を受けた教室に入るのはとてもワクワクする瞬間です。英検は座席指定が無いので、早めに行って窓側の席を取ります。グラウンドで部活動をする掛け声を聴きながら、かつての思い出に耽ります。窓際で日向ぼっこをしながら、『あぁ、合格したらもう来れないんだなぁ。』と考えていると、いつもの悪魔の囁きが聴こえます笑
『落ちてもいいんじゃな~い?だってまた来たいでしょ??』
こんなやり取りをしながら、戦っておりました笑
それにしても懐かしかったです。教室の後ろに貼ってある、当時なんか見向きもしなかったような『保健だより』を見たり学級通信を見たりして遊んでいました(勉強しろ)。周りの方も『何やってんのこいつ』的な感じでした。
久しぶりの母校だから許してね
不思議なもので、人はその時当たり前にあるものに関しては見向きもしないし、ありがたみや面白さも感じないのですが、振り返って見ると、意外に面白かったり、ありがたみが分かったりするものです。特に、教室の上に飾ってある『建学の精神』なんて見たこともなかったですが、今振り返って見てみると、とても良い事が書いてありました。人の幸せを心から願って社会貢献していこうと感じた次第です。
こんな感じで、管理人にとって英検の良さというのは、英語のレベルを図るというものの他に、このように初心に返らせてくれる母校に入らせて頂けるということに尽きます。あの時はこんな風に感じていたな、ということを考えつつ、色んな思いがこみ上げてきます。要は、それだけ歳をとったということでしょう!笑
そろそろ『母校の話はどうでもいいから英検の話をしろ!』という声が聴こえてきそうなので、この辺にして難易度行きましょう笑
難易度
言い訳では無いのですが、今回は1級の対策を殆んどやっていませんでした。準1級も英単語しかやっていなかったのですが、今回もやらなければと思いつつ、なかなか忙しくて対策に時間を割けませんでした。
今回の受験者は8人でしたが、さすがに英検1級となると子供は2名で、残りはおっさんとおばさんという構成でした笑
英検の特徴として、準1級や1級といった上位級に若い子が結構いることです。勿論、殆んど帰国子女なのでしょうが受かる子は若くしてジャンジャン受かって行かれます。純ジャパの管理人としては努力するしかないので、このような子たちをみる度非常に羨ましい気持ちになりますが、境遇はもう変えられないので今後もガリ勉するしかありません笑
難易度としては、さすが1級ということで非常に難しいです。テスト問題は持ち帰れるので、中身を公開することもできるのですが、それをやると怒られるので簡単に概要だけお伝えします笑
個人的には最初の単語の穴埋めが一番英検で簡単だと思っています。英語学習業界では、英検1級の穴埋め(単語)が難しすぎて受からないという方もいますが、単語に関しては覚えるか覚えないかの違いでしかないので、そこまで悲観的にならなくても良いのではと思ってしまいます。
問題は長文読解の方で、基本的に単語も難しいのですが、英検1級の長文は修飾がメチャメチャ多い(かかりまくっている)ので、構造把握が非常にめんどくさかったです。まずはSとVを見つけることが重要なのは基本中の基本なのですが、分詞構文や現在分詞を使った修飾が非常に多く、フレームをしっかり見抜けないとキツいです。
英作文も難しかったです。毎回思いますが英検のトピックは2次の面接も含めて、日本語で聞かれても難しいものが多いです。そういえば、管理人が2級を受けた時の2次面接のトピックが『防犯カメラを多く設置することは市民の安全に有益か』みたいなもので、びっくりした記憶があります。プライバシー権との観点からメリットとデメリットを述べれば良いのだと思いますが、日本語で聞かれても考えちゃいますよね。
2級でそんなもんですから、1級の英作文は皆苦労する点でもあります。今回も結構悩みました。
さて、最後のリスニングですが、鬼です。とにかくリスニングの読まれる時間が長いので、もうちょっと対策をしないと合格点には届かないと感じました。リスニングに関しては対策を完全にやっていなかったので、ぶっつけ本番の状態での解答となりました。
結果発表
結果が発表されました!
案の定ですが、今回は1次試験で不合格となってしまいました。
事前の準備不足なのは重々承知していたので、あまり驚くことはありませんが、これを今後の参考にしたいと考えております。
対策という対策はほとんどやっておりませんが、とりあえずパーセンテージ的にはこんな感じです。
ライティングに関しては、完全に我流で書いているのですが、それでも63%の点をくれるんだということに驚きを隠せないでいます。セオリー通りに書けば多分もっと伸びるのかもしれません。
ということで、今回は英検1級を対策無しで受験いたしました。準1級は単語帳のみの対策で1発合格していることから考えると、やはり1級は対策無しでは厳しそうです。
時間を見つけて、1級のリーディングもやっていかねばなりません。
とりあえず、ご報告でした!
今月も頑張っていきましょう!!