「留学したら英語力が身に着くのかな?」
というのは、英語を学習している人ならだれもが一度が思う疑問なのではないでしょうか。しかし、
短期留学をしてみたいけど、意味ないという意見もよく聞く
というのもまた事実です。
この記事を書く私も大学生のときに2回、1カ月の短期留学をしています。私自身の経験でいうと、短期留学は目的をもって行えばしっかり効果があると感じています。

私は学生時代の短期留学を経て、社会人で長期留学を決意し2025年現在までカナダで永住権を目指して暮らしています。
そこでこの記事では『短期留学は効果ない…ことはない!本気で英語力を上げたい人へ短期留学のリアルを解説』というテーマで、私の経験ももとにしながら以下のことについて紹介していきます。
- 短期留学で英語力が上がる人の特徴
- 短期留学で英語力を上げるための方法
- 短期留学のメリット・デメリット
- 短期留学を経て長期留学をした筆者の経験談
もちろん留学自体は人生で貴重な経験になることは間違いなく、留学に行っていけないことはまったくありません。とはいえ、
- 短期留学に行きたいけど効果がないと聞くけどほんと?
- 短期留学で英語力はあがるの?
- 短期留学は失敗するから行かない方がいいの?
と思っているそこのあなた。
この記事では特に「短期留学で本気で英語力を上げたい」と感じている人へ向け、短期留学がもたらす効果を紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう。
なおこの記事で使用する写真は、すべて私自身が短期留学中に撮影した写真でお送りします!
短期留学って意味ないの?短期留学で英語力が上がる人の特徴


短期留学って意味ないの?という質問への答えですが、結論から言うとその人次第です。
ハッキリしない答えに聞こえるかもしれませんが、同じ短期留学でも英語力を上げる人と上げない人が存在するのです。



留学行けば英語話せるようになるでしょ!
というほど、英語学習は甘くはないかもしれません。
短期留学で英語力を上げることができる人の特徴をチェックして、短期留学を効果的になものするコツをチェックしていきましょう。
ずばり、短期留学でも英語力を上げられる人の特徴は、以下のようなものが挙げられます。
普段から英語を勉強していて留学時点である程度話せる
積極的に友達を作り英語を話すことを恐れない
目標を持って留学に行き勉強を続けられる
それでは1つ1つを詳しくみていきましょう、
普段から英語を勉強していて留学時点である程度話せる
もともと英語を勉強しており日常会話がある程度できる人は、日本にいると英語を話す機会がなかなか無いことを理由に留学する人が多いです。
このような人は普段の英語学習のアウトプットの場として留学を利用するため、
「自分の英語でもちゃんと通じるんだ!」
「こう言いたい場合はこの英語表現が自然なんだ」
という気づきを得やすいため留学の効果を感じやすくなります。



あらかじめ基礎的な英語力があれば、留学中に文法を勉強をする必要がなくスピーキングに集中できるしね!
積極的に友達を作り英語を話すことを恐れない
留学に行っても日本人とばかり話してしまう…という人も珍しくありません。
英語がうまく話せなくてもクラスメイトに話しかけることができれば、
「友達同士でよく使う表現やスラング」「言いたいことを何とか伝える力」
を身に着けやすくなります。
また、「もっと友達と楽しくいろんなことを話したい」と思うことによって英語学習のモチベーションも上がるかもしれません。
目標を持って留学に行き勉強を続けられる
留学の明確な目標がある人も、英語力アップにつながりやすいでしょう。
「留学後にTOEICで900点を取りたい」
「将来的に長期留学・ワーホリがしたい」
「英語を使う企業に就職したい・海外就職がしたい」
という方は、英語力を伸ばしたい理由があるので短期留学を無駄にしない可能性が高いです。
短期留学で英語力を上げるための方法


続いては、短期留学で英語力を上げるにはどうしたらいいの?という疑問にお答えします。



私自身短期留学で英語ペラペラになった…というわけではありませんが、英語を話すコツやよく使う言葉を短期留学を通して学びました。
ここでは私が実践した経験も踏まえ、短期留学で効率よく英語力を上げる方法を紹介します。
留学前・留学中の勉強を欠かさない
まずは普段から英語の勉強をして、基礎力をつけておくことは欠かせません。中学や高校で習った英文法を忘れてしまっている人は、留学前にしっかり復習をしておきましょう。
また、留学中も「語学学校に行ってるからいいや」とは思わず、自分で英語の勉強を続けることが重要です。



私は毎日言えなかった言葉を携帯にメモしておいて、その日の夜に全て調べて翌日に使ってみるということを徹底していました。


このように言えなかった単語やわからなかった単語をメモしておいて、その日の夜に調べて覚えることを繰り返していいました。
さらに、まだ文法に不安があるという方は、小さくて軽めの教材を持って行くのもおすすめです。



意外と一人の時間もあるし、現地の図書館を利用してみるのも楽しい。
日本人とばかり話さない
語学学校には日本人がたくさんいます。1クラスのうち半分が日本人ということも珍しくないほど、日本人の留学生は多いです。
日本人の友達を作るのももちろん良いことですが、期間の限られた短期留学ではできるだけ英語で話せる友達を作ることも大切です。



英会話の先生意外と英語で話したことがないという人も多いのでは?友達と楽しく英語を話すという経験をしてみよう!
英語力を上げるうえで、日本語に頼れてしまうという環境はあまりよくありません、
積極的に行動し多くのアクティビティに参加する
留学をしても家にこもりきりではもったいありません!友達を遊びに誘ったり、学校のイベントに参加したり、とにかく街に出てみるだけでも何か新しい発見があるものです。
語学学校で開催される多くのイベントは一人でも問題なく参加できます!勇気を出して参加してみましょう。
人と英語で話すことをためらわない
英語が話せないからなかなかおしゃべりができない…
言いたいことがうまく伝わらない…
長文が作れなくて適当なところで会話を終わらせてしまう…
上手く会話ができないと、だんだん英語で会話することが怖くなってしまったり、面倒に感じてしまったりすることがあります。
しかし、それは誰もが通る成長段階の1つ!そのつらい時期を乗り越えた後に、必ずスムーズに英語が話せるときが来るものです。短い留学中くらいは、失敗してもいいという精神で満足いくまで英語を話すようにしましょう。



「これ話してみようかな?」と迷ったときはとりあえず話す!うまく言えなかったら夜に一人で復習!
短期留学のメリット4選


短期留学はデメリットしかない
ということを言う人もいるようですが、私個人的にはせっかく英語を勉強しているなら「行かないより行く方がいい」と思っています。
というわけでここでは、誰もが気になる短期留学のメリットについて紹介します。
低コスト・短期間で気軽に行くことができる
長期留学に比べると費用を抑えることができ、短期間ですぐに行ける点が短期留学の最大のメリットです。最短で1週間から、長期休暇等を利用して行くことができます。
“短期集中”で英語が勉強できるので、集中力も続きやすく、毎日が新鮮な気持ちで楽しく様々なことが学べるでしょう。



1年の長期留学でも英語が全く話せるようにならない人もいるくらいなので、ある意味短期留学で集中して勉強するほうが効率的かも。
長期で海外にいると次第に慣れてダラダラしてしまうものなのです(経験アリ)。
世界中に友達ができ知らない文化に触れられる
語学学校では自分のレベルに合ったクラスに入ることがほとんどです。そのため、英語力が自分と近い人とたくさん出会えるチャンスとなります!
日本にいたらなかなか出会うことのない世界中の人たちと仲良くなって、お互いの国の文化について話し合うことはとても貴重な経験です。



日本食レストランに行ったり、相手の国のレストランに行ったりと小さな異文化交流が留学の醍醐味だよね!
さらにSNSでつながることができれば、帰国後もいい友だちのままでいられるかもしれません。短期留学後何年も友情が続いたなんていう例も少なくないようですよ。
長期留学の事前練習になる
将来的に長期留学やワーホリ、海外就職がしたい!
という人にとって、短期留学は海外の雰囲気を知るためのいい機会となります。



私も大学で短期留学2回→社会人で長期留学からのそのまま就労ビザ取得という流れでした。短期留学時に感じたカルチャーショックやホームステイの経験は長期留学時にも活きました。
短期留学では英語学習のモチベ増加や海外生活へのあこがれを感じることも多く、将来海外に出るための事前準備として捉えることもできます。
教科書ではないリアルな英会話に触れられる
学校で勉強する英語は、文法とリーディングがメインで少々つまらなく感じる人も多いと思います。しかし留学生活で耳にする英語は、学校の授業とはまるで違います!
こんな言い方あるんだ!
このスラングかっこいい!
そんな発見をできるのも、留学ならではの経験です。また、ネイティブの会話を直で聞くことで、英語のスピードやリズムを肌で感じることもできます。



短期留学で教科書英語からの脱却のコツを掴める!
短期留学のデメリット3選
短期留学には、もちろんデメリットを感じる部分も少なくありません。
短期留学に行くほとんどの人が、短期留学だけでは英語が話せるようになっていないこともその理由の1つです。
ここでは、短期留学に行く前に知っておきたいデメリットについてもチェックしていきましょう。
英語力を十分上げるには短すぎる【費用対効果は薄い】
英語に限らず語学を習得するには、継続してその言語を利用することを必要とします。数か月の短期留学では、その期間が十分にありません。



結局よくわからないまま帰国、ちょっとずつコツを掴んで来たら帰国なんてことも。そして日本に帰ったらまた英語を使わない生活。
それなりに高い費用をかけて留学をしても、英語を満足に習得しないまま終わってしまうので費用に対して効果が薄いと感じる人も多いでしょう。
海外で“生活”する経験は得られない
海外で様々な手続きや家探しをする、海外で働くといった海外生活をすると、「英語を使って生きていかなければならない」ため英語力はあがりやすいです。
しかし短期の語学留学では、そういった海外生活の経験はあまり得られないかもしれません。
どうしても語学学校に行って友だちと遊んで…というのは旅行のような側面が強くなってしまいがちです。
語学学校には日本人が多いことも
短期留学は夏休みや春休みを利用して行く人が多いので、語学学校に日本人が集まりやすくなります。
日本人が多いのはちょっと…という方は、渡航先や語学学校選びを慎重に行いましょう。



結局居心地の良さから日本人とばかり遊んで、日本語ばかり使ってしまうのは留学あるある。
大学生で短期留学を2回した筆者の経験談!英語力はあがった?





続いては私自身の経験談!短期留学行ってぶっちゃけどうだったのかについてお答えします。
私は大学2年生のときにハワイへ3週間、大学4年生のときにニュージーランドへ1カ月留学をしました。
留学した理由は、英語が大好きでとにかく英語が話せるようになりたかったから。英語自体は高校生のころから、毎日自分で勉強するほど大好きでした。
英語を上達させたい!という強い目的をもって挑んだ海外留学。その結果はどうだったのでしょうか…?
生の英語に触れて自分の英語のレベルを実感
大学2年生のときのハワイ留学で、私は初めて海外に行きました。子供のころ英会話教室に通ったことはあるものの、海外に行くのも初、ネイティブと直接会話するのも初。自分の英語が通用するのか全く謎の状態でした。



日本の英語テストの成績は常によかったし、TOEICも悪くないし、私英語できるでしょ!
とわりと自信を持っていましたが…やっぱりいざ会話となると、全然うまく話せない(泣)
何を話すかをしっかり考え、頭の中で文章を考えてから口に出さないと怖くて喋ることができない状態でした。



あと店員さんが何言ってるか全然わからん。
あとは自分がリスニングを全然鍛えてこなかったことに気が付きました。文法やリーディングはたくさん勉強していたのでなんとか話すことはできても、相手が何を言っているのか聞き取るのに時間がかかるのです。
短期留学を通して自分に足りないものに気付くことができ、さらに会話の練習をもっとする必要があると実感することができました。



ホームステイ先の子どもたちともっと仲良くなりたかった!というわけでこの悔しさをバネにさらに勉強をすることとなる。
英語のリズムや抑揚、スラングに慣れて英会話に活かせた
短期留学では、日本では得られない英語漬けの生活をすることができたと思います。ニュージーランドに行った際は日本人とはなるべく話さないようにし、英語だけを使って生活をすることを心がけました。
その結果、“That makes sense.”や“I’m broke.”など、日常的によく使うけれどあまり馴染みのなかったフレーズを覚えて使うことができました。



短期留学で英語ペラペラになるのは無理だけど、学べることはたくさんあったし言えるようになったことも多かった!
友だちと話すからこそ、勉強という意識ではなく気軽に楽しく英語が話せたという面も大きかったと思います。
長期留学、海外移住という夢ができた
短期留学が終わったあと、「いつか絶対に長期で海外に行きたい!」と思うようになりました。
もともと英語が好きだったので、英語を使って働きたいという夢が大きくなりました。
その結果2021年の社会人3年目に入るとき、仕事を辞めカナダに留学をしてそのまま就労ビザを取得し2025年現在もカナダで暮らすまでに至りました。



また学生の頃は長期留学をするお金がなかったので、社会人になってお金を貯めたら海外に行こうと強く思うことができました。
将来海外に住みたい、海外で働きたい、英語を使って仕事がしたいと思っている人には、短期留学はとてもおすすめの“お試し海外生活”だと思います。
日本人の多い留学先はおすすめしない
私の最初の留学であるハワイ留学は、自分の大学の留学プログラムに参加したものでした。
同じ大学の日本人30人で一緒に留学するのですが、ホームステイ先も学校もすべてその30人で行動するので、とにかく日本語の使用量が多かったです。
参加したプログラムは日本人向けのものだったので、クラスもすべて日本人。さらに私のホストマザーはなんと完全な日本人の方でした。



せっかくハワイに来たのに毎日日本語めっちゃ話してる…これじゃ旅行だ…
とがっかりしたことを覚えています。またニュージーランドはそこまでではなかったものの、やはり語学学校には日本人が多かったです。
日本人の友達と遊ぶのも楽しかったですが、多すぎるのも考えものだなあ…と思ったものです。
短期留学と長期留学を比較してみて感じたこと
というわけで私は2回の短期留学と1回の長期留学を経験しています。2つを比較して思うことですが、まず、短期留学でもたくさんの学びがあったため悪いものではありません。
ただカナダに住み始めて思うのは、短期留学は「ちょっと長めの旅行」だったな~というものです。私の英語学習の重要な一旦を担ったものではありますが、やはり英語力は長期でカナダに住み始めてから伸びた面が大きいです。
カナダでの長期留学はCoopプログラムという、有給のインターンシップをしながら学校で専門的な勉強ができるという語学留学ではない留学をしました。



長期留学するなら現地で働けるプログラムがおすすめ。費用面の心配が大きく減りますし、現地で就労経験を積むことができます。
カナダで英語で働いたり、家探しをしたり、買い物をしたり、ルームメイトや同僚と話したり、英語圏で生活することで英語力は飛躍的に伸びたと感じています。
大家さんやルームメイトとの揉め事、仕事での電話対応や接客など「英語が話せないとヤバイ」という状況が英語力を大きく成長させることは間違いありません。
とはいえ長期留学をしたら必ず英語力が上がるわけではありません。短期留学では英語学習に集中し、長期留学では英語の勉強だけでなく、現地での就労や英語以外の勉強(ビジネスやマーケティングなど)に力を入れてみることがおすすめです。
短期留学は就活に役立つ?学歴に書いてもいい?
こちらはよく聞かれることが多い質問の1つなので、最後にオマケ程度に紹介します。
正直なところ、留学はいまやあまり珍しくないことです。さらに短期留学だけで英語がペラペラになる人などまず存在しません。そのため、就活でも「留学をしていました」というだけでは評価されにくいのではないでしょうか。
私は日本で2年間、英語を使う仕事をして働いていました。そんな私が面接のときにアピールしていたことは、「なぜ留学に行こうと思ったか、留学で何を学んだのか」「TOEICやIELTSの具体的なスコア」などです。
「異文化交流」や「英語の勉強」だけではない、具体的で独自な視点で留学の経験を話せるといいと思います。



英語力をアピールしたい場合は、各種英語テストの高スコアの取得は必須!面接の雰囲気が許せば、その場で英語を話して面接官に直接聞いてもらえるか確認してみるのもありかも。
また、語学学校の学歴は履歴書に書きません。留学歴に関しては自己PR欄に書くようにしましょう。
なかには現地の大学の語学コースに通っていたという人もいると思いますが、1年未満の非正規留学の場合はその大学を卒業したかのよう学歴に書いてはいけません。
短期留学の成功は自分次第!日本にいても十分英語力は上げられる


というわけで、『短期留学は効果ない…ことはない!本気で英語力を上げたい人へ短期留学のリアルを解説』というテーマで解説をしてきました。
短期留学は効果がないというわけではないですが、英語力アップは自分次第です。
- 留学前・留学中の勉強を欠かさない
- 日本人とばかり話さない
- 積極的に行動し多くのアクティビティに参加する
- 人と英語で話すことをためらわない
これらのコツを実践して、短期でも効果的に英語力を上げていきましょう!
留学前からしっかり英語を勉強して、英語力の基礎を身に着けておくのは非常に大切です。時間とお金を無駄にしないよう、短期留学を最大限意味のあるものにしていきましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。みなさんの留学を応援しています。