TOEICという英語資格があります。
国際的なコミュニケーションの場で必要とされる英語能力を評価する民間資格です。試験内容は全200問で、リスニングが45分で100問、リーディングが75分で100問の合計2時間で解き切るマーク式の試験です。
TOEICは、社会人の『ビジネスに特化した英語力』を公平に測定する指標として非常に人気があり、企業にお勤めのビジネスマンは勿論のこと、現在では、下は高校生から上は大企業の部長まで受験する英語資格になっています。
TOEICは、合格不合格で判断される単純な試験ではなく、自身の英語力に基づいて10点~990点の間でスコアが出るようになっています。分かりやすく言うと、ボーリングのスコアのような感じで、英語力が高い(ボーリングが上手い)人ほど高得点が出る仕組みになっています。
本日はTOEICの会場が遠い場合のお話をします。
皆さんの話を聞いているとこんな会話をよく耳にします。
ファ!!??アーシアンズ大学???会場遠すぎるんやけど!!??
私も今日受験票届いたけどめちゃくちゃ遠いなぁ。。。
ということで今回は「TOEICの会場が遠い!会場の変更や申し立てはできるの!?【結論:我慢するしかないが対策もある】」というテーマでお話できればと思います。
TOEICの会場決定の仕組みを知れば納得できるでしょう。
トータルTOEIC受験回数40回以上の私が解説していきます。
TOEICの会場が遠すぎてビビる方が続出!!
Twitterを見ていてもよく思いますが、TOEICの受験票が到着した後に会場がクッソ遠いことが判明して、絶望していらっしゃる方が非常に多いです。
私はいま、激おこ😡💢ぷんぷん丸々ですよ😾😠
— sakura🌸 (@BerrySakura) June 12, 2023
今度のTOEICの会場が超遠い‼️
この田舎県で前は市名を選べたのに、県名しか選べなくなって、
受験者の便宜を図るとか言って、改悪してるではないですか!
行くだけで、もう問題とか解ける余力なくなりますよ。
( *`ω´)o(`ω´ )o#TOEIC会場
TOEICの会場、今までで一番遠いとこ。電車で20分ちょっとだって。チャリじゃ無理だ…😓
— himahima 🐣 (@himawarikun555) November 12, 2019
#TOEIC
— しんちゃん (@shinchanfx) March 19, 2022
今日はTOEIC会場遠いな~😢
最近ずっと四条で受けれててGoodだったのに。
移動時間、待ち時間、試験時間、長い1日だ😆
今日は髪も切りに行くので、1日かかるな🤔
ともかく、がんばろっ🔥🔥🔥
正直、私もめちゃくちゃ気持ちが分かります。
ある意味、TOEICの試験で一番緊張するのは玄関のポストに入れられた受験票の裏にかかれている会場を確認するときかもしれません。
そもそもTOEICの会場は指定できるのか?
まず、そもそもの疑問点として「TOEICの会場は指定できるのか?」という疑問があるかと思います。
Yahoo!知恵袋でも毎年このような質問は沢山されており、皆さんそれぞれのお考えを投稿されています。
この受験会場に関して言えば、結論から申し上げて
受験地域の指定は可能
ということになります。
細かくは指定できないんだ
実際にTOEICを申し込む際の画面を見た際に、自分の受験地域の指定はできるのですが、実際の細かな会場の指定をすることはできないような流れになっています。
これはある意味仕方ないかもしれません。
何回もTOEICを受験されている方であればご存知かもしれませんが、控えめに言っても会場の「当たりはずれ」があるのは事実です。会場に関しては個人の好みもあるので何とも言えません。
私のように、ホテルの会議スペースやコンベンションセンターが好きな人間もいれば、私立大学のキャンパス等の環境が好きな人もいるでしょう。
私はこういった会場が好きです。
実際に様々な会場に行ってきましたが、だいたい受験票に記載されている会場を見た段階でモチベーションが上がるかどうかが決まります。
何をわがままなことを言っているんだこいつは!とおしかりを受けてしまうかもしれませんが、実際に会場のスペックはリスニングにおける音響設備等にも影響してきます。
ショボい会場になってくると、大きな教室なのにラジカセ?(死語ですかね?)コンポ?が前にポンと置かれているだけだったりするので、その点でかなり聴き取りには影響してくるものと思われます。私立大学は備え付けのBOSEで音源を流してくれるところもあり、非常に音質が良かったりします。
実際にスピーカーについて現役TOEIC試験監督にインタビューしたこともあります。
このような現状もあり、受験地域を指定した後は完全に運営元におまかせの状態であると言えます。
またTOEICの受験会場の決定の仕方については次の記事で解説しているので要チェックです。
TOEIC会場が遠いのは完全に運
これらから言えることは、TOEICの会場が遠いことは完全に運であるということです。
全国には非常に多くの会場があり、様々な要素を顧慮して決定されているのでこの辺りは神のみぞ知るところです。実際に自分の地域がどんな場所が会場になっているかチェックしてみましょう。意外と近くにあるかもしれません。
あくまでも全体の公共の利益を最優先して決定されているので、特定の個人だけ優遇することは許されません。
申し立てや受験会場の変更等は受け付けてもらえないので、原則、指定された受験会場でTOEICを行うことになります。
じゃ諦めるしかないのね・・・
このように思って皆さんあきらめてしまうかもしれません。
しかし、ある一定の条件の元では対策を行うことが可能です。
これにより、一気に受験できる会場が近くなるということがあり得ます。
どんな裏技なのでしょうか。
県境に住んでいる人はTOEIC会場を他府県申請すると近くなるケースあり
その方法とは
他府県申請を行う
ということです。
「他府県申請したらもっと遠くなるだろあほか!!」と思わずにまずは聞いて頂きたいです。
TOEICの会場に関しては、基本的に皆が同じくらいの距離を移動するように決定されていると言われております。その際に、ポイントとなるのが地方で、尚且つ県境に住んでいる人は隣の県の受験地も考慮した方が良い可能性があるということです。
何より、私がずっと県境に住んでいたという過去があり、実体験に基づきます。
私はA県に住んでいましたが、A県は割と広く、会場もかなりまばらであり、仮にA県で申請を行うと場合によってはかなり遠くまで受験しに行かなければならないような状態が発生していました。
ただ、お隣の県であるB県は全国の中でも比較的主要都市であり、会場も非常に多く存在していたのです。よって、実際に住んでいるところはA県だけれども、申請自体はB県で行うことによって、会場自体はB県になるけれども「実質的な移動距離・時間はB県申請の方が近い」という現象が起こるようになるのです。
このことに味をしめた私はそれ以来ずっとB県で申請をしてきたのです。
このように、県境にお住まいもしくはその近くに住んでいる人であれば、もう少しエリアを広げてみることで「逆に近くなる」という現象がおこるかもしれないのです。
結構盲点になっている箇所であまり意識されていない方も多いかもしれないです。
【まとめ】TOEIC会場が遠くてもできることをしよう
ということで今回は「TOEICの会場が遠い!会場の変更や申し立てはできるの!?【結論:我慢するしかないが対策もある】」というテーマでお話をさせて頂きました。
まず県境に住んでおられる方は他府県での申請を考慮に入れてみましょう。交通機関等の関係で意外と近くに割り振られるかもしれません。また、実質的な距離が遠くなったとしても、交通アクセスがそちらの方が良いケースおあり、トータルでみると時間も短くなったという方もいらっしゃいます。
まずは受験地の見直しからやってみる価値はあるかもしれません。
残念ながらそうでない方に関しては指定されたTOEIC受験会場で受験をする流れになるかと思いますが、その間のスキマ時間を利用して単語帳をやるなどの対策を行えばよいと思います。
また、ある程度離れた場所に行ってみるのも人生経験として面白いですし、新たな発見があるものと思われます。
効率性だけを意識して取り組んでいてもしんどくなってしまうので、ぷらっと「散歩してみようかな」それくらいの気持ちで臨めばよいのではないでしょうか。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
【最後に】TOEICを頑張るあなたにオマケ情報!
TOEICは楽天ポイントで決済できるって知っていましたか?
年会費永年無料の楽天カードを入手して楽天ポイントを貯めることで実質無料で受験ができます。
玄人はもうTOEICにお金を払わずに受験しているのです。
あなたは毎日の支払カードを「楽天カードに集約するだけ」で、まるで魔法がかかったかのように今後TOEIC一切お金は必要無くなります。