TOEICという英語の試験があります。
国際的なコミュニケーションの場で必要とされる英語能力を評価する民間資格です。試験内容は全200問で、リスニングが45分で100問、リーディングが75分で100問の合計２時間で解き切るマーク式の試験です。
TOEICは、社会人の『ビジネスに特化した英語力』を公平に測定する指標として非常に人気があり、企業にお勤めのビジネスマンは勿論のこと、現在では、下は高校生から上は大企業の部長まで受験する英語資格になっています。
TOEICは、合格不合格で判断される単純な試験ではなく、自身の英語力に基づいて10点～990点の間でスコアが出るようになっています。分かりやすく言うと、ボーリングのスコアのような感じで、英語力が高い（ボーリングが上手い）人ほど高得点が出る仕組みになっています。
さて、本日はTOEICの『読み方』についてのお話をしていこうと思います。
最近英語を勉強し始めたんだけど、TOEICって資格があるんだね。恥ずかしながら『TOEIC』って何て読めば良いか分からない・・・。トエイク？でいいのかな。今更こんなこと人に聞けないなぁ
こんな悩みを解決していこうと思います。
間違った読み方をドヤ顔で言っていることほど恥ずかしいことはありません。
日本ではTOEICの人気が高く、就活や転職などで有利になることもあるため、話す機会も非常に多いかと思います。そんな時に、間違った読み方をしてしまい、せっかくのアピールチャンスを台無しにしては勿体無いです。
『こいつ読み方間違ってるけど、さてはスコア盛ってるな？？』
こう思われたらめちゃめちゃ損なのは分かりますよね。
そこで本日は『TOEICの正式な読み方は？TOEIC運営元と試験監督に読み方を聞いてみました！もう恥をかくことはありません【公式見解】』というテーマで、TOEICの本当の読み方について考えていこうと思います。
みなさんはTOEICを何と呼んでいますか！？
この記事を読んでいるあなたも、これでもう恥をかくことは皆無です。
今回の内容
- TOEICの読み方って何なん？
- 大学時代に変な読み方をする教授がいた
- 面接でTOEICを使って『強烈な印象』を残す方法
- 本気でTOEICを目指す人にオススメのアプリの紹介
ではさっそく見ていきましょう！
大学で初めてTOEICと出逢った時のこと【読み方分からず】
今でこそ、こんな英語ブログを書くまでになりましたが、私は大学生になるまでTOEICの存在を知りませんでした。
今の時代は、大学入試に英検やTOEICを使用できるので、高校生でもTOEICを知っている人もいるかもしれません。もっというと受験している人もいるかもしれませんね。
大学に入ると、学部学科に関わらず、『共通教育科目』なるものが存在します。これは何かというと、英語やリベラルアーツと言った、いわゆる『教養科目』のことです。
大学に入っても『英語』という授業はありますが、その授業のクラス分けにTOEICが用いられます。
TOEICでクラス分けをしない所もあると思いますが、最近はほとんどこの流れだと思います。
管理人の周りの新入生たちが『といっく』『といっく』と言っていた（トーイックと言っていたものを聞き間違えていたかもしれない）ので、管理人もTOEICは『トイック』と発音するものだと思っていました。
周りの子にも
といっくどうやった？
みたいな素人丸出しな感じで話しかけていたのは淡い思い出です笑
しかし、授業が始まってみると、先生はTOEICを『トーイック』という感じで『伸ばして』発音していることに気付きました。
え、伸ばすのが正式なん？？
そんなこんなでもしかしたら自分の読み方が間違っているのではないかと考えるようになり、ついには公式の運営元（国際ビジネスコミュニケーション協会）にお問い合わせをするにまで発展するのです笑
これが管理人とTOEICとの出逢いでした。
よっぽど英語学習に意欲的な方でない限り、こうやって大学入学と同時にでTOEICと出逢うのが一般的でしょう。
TOEICの正しい読み方とは！？【これでOK】
では、ここからはTOEICの正しい読み方に関して見ていきましょう。
実際の公式見解も踏まえてお話致します。
TOEICは正式には『トーイック』と読む
結論から言うと、TOEICの正式な読み方は『トーイック』になります。『トイック』ではなく、『トー』と伸ばします。
このTOEICですが、読み方がいまいち分からないという方が多いです。
『トーイック』『トエック』『トイック』等、人によって呼び方は様々ですが、私がいつも英単語を調べる際に利用しているweblio英和辞典で調べてみましょう。
これによれば『トーイック』が正解のようです。ちなみに、weblio英和辞典はデータベースなので、このようなTOEICという言葉で検索をかけてもヒットします。
ただ、いちいちそんなことをしなくても運営当局のサイトにしっかりと明記してありますので見てみましょう！
TOEIC（トーイック）とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。
引用元：TOEIC公式サイト
公式サイトが『トーイック』と言っているのですから、この読み方が正しいと解するのが相当です。
ただ、運営元としてはトーイック以外の読み方も間違いでは無いという見解を持っています。確かに、トイックというように『E』を『イ』と読むのは英語式の読み方でドイツ語式では『E』は『エ』と読みますが、TOEICが英語の試験である以上、『トーイック』が正解かと思います。
会場の試験管も『トーイック』と発音しますし、公式問題集のナレーションの発音も同様に『トーイック』です。
体感で恐縮ですが、世の中の恐らく95％以上の人は『トーイック』と発音されていらっしゃいます。
運営元は何と言っているのか聞いてみた【お尋ねした】
先ほども述べたように、管理人は過去、運営元にTOEICの正しい読み方についてお尋ねしたことがあります。
運営元からしたら、『こんなことで問い合わせてくんじゃないよ！』という感じかもしれませんが、初心者にとっては死活問題でしたからね！
その時のやりとりをご紹介します。
実際にメールで問い合わせると、こんな回答が返ってきました。
ショーン様
日頃よりTOEIC Programをご活用くださり、誠にありがとうございます。
日本において「TOEIC」は「トーイック」と発音されることが多く、当協会サイトでも「トーイック」と表記しております。
下記URLからご確認いただけますので、ご参照くださいますようお願い致します。
とのことです。
やっぱりトーイックで間違いはないようです。
ただ、管理人は安心できませんでした。いくら文面で教えてもらった所で、本当に信じて良いのかは謎なのです。
疑い深いわねー。
TOEICの試験管にも直接聞いたるで！
ということで実際に公開テストの会場で、試験監督の元に行き、コソコソと『TOEICの読み方』について聞き出したのです。
実際にTOEICの試験会場で『TOEICの読み方』について問い詰める人は後にも先にも私だけでしょう笑
その時のやりとりはこんな感じでした。
TOEICは、トーイックと発音や記載されることも多く、我々試験官もそのようにしています。しかしながら、『トイック』や『トエック』という読み方が別に間違っているわけではありません。したがって、絶対に『トーイック』でなければならないという決まりはありません。
現役TOEIC試験監督
とのことでした。
やっぱり、基本は『トーイック』ですが、必ずしも『トイック』『トエック』と発音したら間違いかというと厳密な決まりは無いそうです。
大学は『トエック』と呼ぶ教授もいた【かなり稀だけどね】
余談ですが、私の大学時代の英語の先生は『トエック』と読んでいました。
個人的にはこの読み方がどうしても気に入らないのでやめて欲しかったのですが、最後までこの読み方を止めてくれませんでした笑
英語の先生でも、大学には何人もいます。しかし、この『トエック』読みをするのは管理人が見てきた先生の中でただ一人でした。
しかし、この先生がレベルが低いかというと、そう言う話ではなく、企業通訳などもされており、また国連英検でも特A級等を取得されていることから、英語力に関してはお墨付きでした。
何が言いたいかと言うと、ここまでくると呼び方なんて一種の『趣味』みたいなものということです。
大学の先生レベルになれば別なので、かなり稀な例ではありますが、一般人は『トーイック』にするのが無難かもしれませんね。
就活や転職の場ではTOEICを何と読めば良いか
さて、TOEICを何と呼ぶかということに関して、問題になってくるのは、やはり面接や転職などの『公式の場』でしょう。
というのも、友達などの親しい人とどんな呼び方をしていようが問題にならないからです。
TOEICを『トーイック』と呼んでおくのが無難
面接や転職などのオフィシャルな場では、TOEICのことは『トーイック』と呼んでおくのが無難であるように感じます。
というのも、あまり変な呼び方をしていると、『こいつやけにスコア高いくせに変な呼び方するな・・・』と勘ぐられてしまうからです。
面接は結構印象勝負な所があるので、なるべく怪しまれないように努力することが大切ですし、いらぬ所でポイントを引かれるのも未然に防ぎたい所です。
このような理由から、よっぽどこだわりが無ければ、『トーイック』にしておくことをおすすめします。実際に管理人が出会った人事の人間も、みんな『トーイック』と発音していました。
『トエック』と呼んで奇抜さを狙うのもアリかも
もし、自分に自信がある人なら『トエック』と発音して何やら『謎の玄人感』を出すというのも一つの戦法かもしれません笑
集団面接とかでは、いかに相手の面接官の印象に残るかが勝負です。皆がトーイックトーイック言っている中で、一人だけ『トエックに関してですが・・・』みたいなことを言えば、『お、変わった奴だな！』ということで非常に印象に残ることでしょう。
しかし、これが吉と出るか凶と出るかはその人次第だと思います。
ここぞ、という時には使うのもありでしょう。
管理人が、『トエック』と呼ぶ大学の先生のことを未だに強烈に記憶しているように、相手の印象にはバツグンに残ります。
結構上級者向けです笑
大事なことはTOEICに対しての努力を見せること
せっかく勉強してきたTOEICなのですから、1番大切なことは面接でしっかりアピールするです。
仮にハイスコアを取得していても、読み方に拘りすぎるあまり、それを面接で伝えることができなければ意味がありません。
無難にいくのであれば、運営元が表記しているように「トーイック」となるわけですが、ぶっちゃけ面接官もそんなにTOEICの読み方に関して気にしているわけではありません。
それよりも、ハイスコアを獲得するに当たって、いかに努力してきたかを論理的に主張できる方がよっぽど効果的なのです。つまり、TOEICの発音以上に気にしてほしいことは、面接で話す内容であるということです。
なぜTOEICを勉強したのか、TOEICを勉強して何を学んだのか、今後それをどう活かしていくのか。
オンシャでは、このトーイックのスコアを活かしコクサイ部門で〜
このような内容を面接官は、一番重要視していますよね。
健闘を祈ります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日は、『TOEICの正式な読み方は？TOEIC運営元と試験監督に読み方を聞いてみました！もう恥をかくことはありません【公式見解】』というテーマでお話をしてきました。
実際に運営事務局に問い合わせてみたところ、やはり『トーイック』で読み方は間違いなさそうです。しかしながら、『トイック』『トーエック』という読み方であっても厳密に間違いとしているのではなく、もっと余裕を持って捉えているとのことでした。
就活・転職などにおける面接の場では、TOEICについて話す際に、話す側からすればTOEICの正しい読み方というのは重要かもしれません。
しかし、人事担当者からすれば『トーイック』でも、『トエック』でも、『トイック』でもぶっちゃけどれでもよく、そんなことよりも実際のスコアの方がよっぽど気になると思います。
自信を持ってこれからもTOEICの勉強に励んで下さい。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【最後に】TOEICを頑張るあなたにオマケ情報！
TOEICは楽天ポイントで決済できるって知っていましたか？
年会費永年無料の楽天カードを入手して楽天ポイントを貯めることで実質無料で受験ができます。
玄人はもうTOEICにお金を払わずに受験しているのです。
あなたは毎日の支払カードを「楽天カードに集約するだけ」で、まるで魔法がかかったかのように今後TOEIC一切お金は必要無くなります。
