皆さんこんにちは!
今回は、参考書の使い方に関しての記事を書こうと思います。
なぜ今回このような記事を書こうかと思ったかと言いますと、『あまりにも参考書の使い方が間違っている人間が多い』ということをお伝えするためです。ここで言う参考書の『使い方』というのは、所謂学習方法のことではありません。
参考書の物理的な『扱い方』のことを意味します。
具体的に言うと、参考書を買った時にその表紙をどうするかという話になります。賛否両論あるかと思いますが、本日は私の経験からくる持論を展開しようと思います。
実体験に基づいた方法であり、確かな効果を保証できると言って良いでしょう。
少しでも偏差値を上げたい方も是非ご覧下さい。
なんか学校で、デキる奴ってみんな参考書とか教科書のカバー外して使ってんだよねー。僕はなるべく綺麗に使いたいんだけど、カバーを取ることに何か意味でもあるのかな?みんなボロボロに使い込まれてるし、そこに高偏差値の秘密があるなら知りたいや。
誰もが一度は感じたことのあるこんな疑問ありますよね。
本記事で一気に解決します。
まだ、下の記事を読んでいない方は、そちらも合わせてお読み下さい。セットです。
- 参考書の本当の扱い方が知りたい方
- 参考書のカバーが鬱陶しいと思っている方
- なぜ参考書のカバーを取ると偏差値が上がるのかを知りたい方
- とにかく、何が何でも偏差値を上げたい方
- 執筆者の出身高校は偏差値70の進学校(県内2位)
- 現在TOEIC880・英検準1級
- TOEIC受験回数は40回以上
- 現在も定期的にTOEICを受験中
この記事を書いている管理人は、偏差値70の進学校を卒業しました。管理人はあんぽんたんですが、河合塾全統模試偏差値80超え等は腐るほど見てきましたし、そういう環境で育ちました。
参考書の表紙(カバー)をあなたはどう扱っているか
この話をする前に、皆さんに質問があります。一緒に考えてみて下さい!
まず、大前提として、参考書や英単語帳のみならず一般的な書籍にはカバーとなる『表紙』が付いていることは良いですね。
そのカバーをあなたはどのように扱っているでしょうか。
え~そんなの何もしないよ~。
普通につかうよね?
そのままが一番!
色々な声が聞こえてきそうです。
英語の勉強法について調べていたとしても、参考書の表紙の扱い方に関しての記事はほとんど皆無と言って良いでしょう。それくらい、あまり話題性のない話であります。
というか、そもそも表紙なんて気にしないという方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、実はこの参考書の扱い方で『どれくらい学習しているか』が分かります。
はたまた、『どのくらい真剣に英語に取り組んでいるか』ということまで分かってしまうのです。
もっというと、『勉強』というものに対してどれだけ玄人かということが判明します。
参考書のカバーの扱い方で人は2種類に分断される
学生に限らず、社会人でもそうなのですが、人は参考書や単語帳を使用する際に、ほぼ確実に2つのタイプに分かれます。
つまりどんな参考書であれ、表紙・背表紙・裏表紙があり、あのカバーがつけられているわけですが、あれを付けたまま参考書を使うか外して使うかの違いです。
皆さんはどちら側の人間でしょうか。
管理人の経験上、どう考えてもカバーを付けたまま使う人が圧倒的に多いです。
電車の中で単語帳を見ている大学生、図書館で真剣に勉強している社会人、スタバで勉強ごっこをしている高校生等をみても、やはり皆単語帳や参考書の表紙を付けたまま学習しています。
ここで、よくよく話を聞いていると、カバーをつけて使っている人は、『特に気にしていない』というように、理由もなく付けているだけの人が多かったのです。
そもそも参考書や単語帳になぜカバーがついているかというと、デザイン的に見栄えがいいorマーケティングしやすい、という出版社の個人的な都合だったりします。最近の参考書や書籍は表紙のデザインに非常に凝るようになってきている傾向があり、ある意味で、本の中身よりも表紙のデザインやキャッチーな印象で勝負している感が否めません。
つまり、表紙やカバー並びに帯というのは『販売戦略』の一貫として付けられているものなのです。販売戦略の一貫として付けられている、ということは、『ターゲット顧客の購入後は必要ない』ものであると考えて良いでしょう。有名な『◯◯先生推薦のお言葉!』だったり、『全国で話題沸騰!!』だったり、例を挙げればきりが無いのですが、少なくとも英語学習に必要の無いことが書かれています。
そんな、無駄な情報が書かれている参考書の表紙ですが、先程述べたようにそのまま使っている人が多いのが現状です。実は、管理人ももれなく、そのうちの一人でした。参考書はあくまでも『きれいに、きれいに』使っていたのです。
そんな管理人の考えが180度変わったのは高校生の時でした。
ちょっとタイムスリップして管理人の高校時代を振り返ってみましょう笑
デキる人は参考書のカバーを外す【例外はありません】
管理人は高校時代、偏差値68~70程の進学校の底辺層を死にそうになりながら生きていました笑
中学校は地元の私立中学に全額特待生として入学し、通常であればそのままエスカレーター式に高校まで行ける道が用意されている中、さらなる高みを目指し、高校受験も経験しました。
しかし、高校に合格するやいなや色々と燃え尽きてしまい、更には周りに『悪友』愉快な仲間たちが多かったことから、成績は学年が上がるにつれて下がる一方でした。それはそれは成績が悪かったものです。
『でも偏差値70でしょ?』と言う人がいるかもしれませんが、進学校というのは、上位層と最下層に天と地ほどの差があるものです。上は東大トップ合格層、下はそもそも大学に進学できるかどうか不明なレベルです。もっと下になると非行からの退学・放校コースが待っています。
だって授業中にPSPやっとったもんな!笑
通信対戦してた君が言うなや!
物理の時間ずっと『永遠のゼロ』読んでたよねー。
テスト期間中は毎日ご飯とカラオケ!
ちょ、あんたらやかましいで!
このように、管理人はその最下層で愉快な仲間たちと一緒に勉強していたわけです。それはそれは楽しい毎日を送っていたのです。楽しさとは反比例し、英語も成績は急降下。気付けば勉強も嫌いになり、授業中も参考書にタオルを巻いて枕にして寝る有様。
さて、こんな感じで『勉強』というものに価値を見出せず、嫌々勉強をしていて気付いたことがひとつだけあります。
それは、デキる奴の参考書の扱い方でした。
偏差値の高い連中は、決まって参考書や単語帳がボロボロになっていました。
成績が優秀な人は、同じ参考書や単語帳をひたすら繰り返すという『揺るぎない共通点』があったのです。結果的に毎日イチローが素振りをするように単語帳を繰り返すため、手垢まみれのボロボロの本になってしまうのです。
ボロボロになった結果、優秀な人たちの参考書のカバーは必然的に破れ、挙げ句の果てには表紙のカバーが取れてしまうのです。従って、その人たちの手の中には、何とも味気ない、地味な、何の本かも分からないような薄汚れた単語帳があったのです。
当時の私は『扱いが雑だな』『きったねぇな』と思っていたものです。今から考えればお恥ずかしい話です。
翻って、勉強ができなかった管理人と愉快な仲間たちの参考書はどうだったでしょうか。
そう。
それはそれは美しいまでに綺麗だったのです。
英語の授業中、先生が参考書を開くように生徒に指示します。
はい、じゃ77ページ開きなさい。
勉強ができる人たちの参考書は使い込んでクタクタになっています。すぐに開けます。そのページにはもう予習がされており、何やら細かい文字で施しがされています。
『メリメリメリメry・・・』
どこからともなく、新品の本を開く音が聞こえてきます。
そうです、管理人たちです。
教科書わすれましたー
やっちまったな!
見せないからねー
おい、当てられてるで!💦
メリメリした後も、全然使い込んでいませんから、『ちゅるんっ』と本が閉じてしまいます。
こんな感じで、全くダメダメな高校時代だったのです。しかし、この時に見たデキる子たちの習慣や扱い方はその後の大人になってからの英語学習に大きな影響を与えたのです。
【秘密】参考書のカバーを外して生きて行け
この共通点を発見してからというもの、管理人はデキる人たちのマネをして、自分も頭が良くなろうと思いました。
やはり、まずは形から入るべきだと思ったのです。
そこでやったことは、『新品の参考書を買うと同時にカバーを即捨てる』という謎の奇行です笑
ネットを拝見しているとチラホラそういう方もいらっしゃるみたいなのですが、管理人が高校生だった頃は、『ある程度ボロボロになったから外す』という人はいても、本屋さんのレジで購入した後にそのまま本屋さんのゴミ箱にカバーを捨てて帰るという変人は管理人くらいでした。
この時についた習慣というのは今でも変わっていません。学習用の教材は一切カバーを使わずに使っています。さすがに参考書以外の一般書籍に関しては管理人とてカバーは外しませんが、それ以外の単語帳・参考書・ドリル等で買ったままのカバーが残っているものはありません。
では、そこまで管理人がこの『変わった』使い方になった理由はなんでしょうか。参考書のカバーを外して使うようになって10年以上経ちますが、その間に感じた、カバーを外して使うことで得られるメリットをご紹介しましょう。
カバーを外すメリット① むしろカッコ良くなる笑
誰がなんと言っても、管理人がカバーを外して使う最大の理由はこれでしょう。
皆さんは基本的に、カバーを外したことなど無いと思いますから、実際の本の本体部分がどのようなデザインになっているのかそもそも知らないという方が多いでしょう。
実は、デザイン的にむしろカバーを取ってしまった方がカッコ良くなる参考書や単語帳は一定数存在します。その最たる例が、この写真に写っている単語帳『DUO』でしょう。
参考書本体の質がしっかりしていればしているほど、カバーを外して脱がせた時の剛健さに惚れるというものです。
この単語帳は、個性的な作りになっていて、多くの人に愛されています。Amazonでも高評価です。
勿論、カバーをそのまました状態で使っても十分に洗練されたデザインではあるのですが、カバーを脱いだらこれまた凄い!圧倒的にカッコ良いデザインに仕上がっているのです。
まさかカバーを取った方がカッコ良くなるなんて誰も想像しなかったことでしょう。
また、参考書でもオシャレになるものもあります。
管理人の愛用書『英語リーディングの秘密』です。これがオシャレかどうかという話は個人の問題になってしまいますが、これら以外にも、参考書のカバーを取ることでむしろカッコ良くなってしまうものはいっぱいあります。
多くの人は、どんなデザインか確認すらしないと思いますが、一度脱がしてみると中はすごいことになっているかもしれません笑
カバーを外すメリット② 何を読んでいるのか相手が分からない
次に挙げられるメリットとして、『何を読んでいるのか相手が分からなくなる』というものが挙げられます。
一般的に、公共の場で学習する時に、『自分がどんなことをやっているのか周りにバレるのが恥ずかしい』という人が多いです。
本来、立派に学習しているのですから、恥ずかしがることなど何も無いのですが、例えば『良い歳なのに電車の中で英検3級の問題集を見ているのが恥ずかしい・・・』(全く恥ずかしい事ではありません)という人も中にはいるでしょう。人によっては、本屋さんで恥ずかしいからと言って、紙のブックカバーを付けてもらい、バサバサやっている人がいます。
さて、ここで、『カバーを取ってしまう』という選択肢を取ったとします。
するとどうでしょう。
他人が見た時に、何をやっているか分からないではありませんか!
そんなんです。参考書のカバーを取ってしまうと、その人が一体何の勉強をしているのかパッと見では判断できないのです。これは非常に便利な裏技であると言えます。
電車の中で単語帳を見ている人が居たとしましょう。一見すると何の本なのか分からない。ミステリアス笑
皆さんは何の本か想像つきましたでしょうか。
はい、こちらは『速読英単語上級編』です。英語学習を頑張っている方でもなかなか分からなかったのではないでしょうか。しかもこの単語帳に限っては完全なグリーン一色で構成されており、非常にミステリアスな外観になっています。
『なんか変わっている本読んでる』というミステリアスな印象を醸し出すことができます笑
このように、自分が何の本を読んでいるか周りの人間に知られたくない人にとって、この『カバーを外す』という選択は非常に有効なのです。中には、カバーを裏返して外観を真っ白にして使っている人もいますが、さすがにそこまでするのであればいっそのことカバーを外すことをおすすめします。
カバーを外すメリット③ 愛着がわく
管理人が考える一番のメリットは意外とこれかもしれません。
カバーを外して使っていると、本当にボロボロになってきたとしても、愛着がわくようになります。というのも、『ボロボロになってきた』ということは、『それだけ勉強してきた』ということでもあります。
自分の辿ってきた軌跡がその参考書に体現されているかのような気分になり、汚くなったからといって、捨てるという気にはならないので不思議です。
例えば、管理人がヘビーローテーションしている単語帳である『究極の英単語SVLvol.3』に至っては、ヘビーローテーションし過ぎて裏表紙がもう取れてしまっています。
裏表紙の一番大事な部分が取れると、そこからどんどん取れてくるので、正直、使いにくいったらありゃしないです。新しい同じものを買っても良いのですが、完全に愛着が沸いており、もう変える気もありません笑
この子が完全崩壊したら、その時は新しいものにしようかと思っております笑
出川ガールでおなじみの谷まりあちゃんも自身のYouTubeチャンネルにて、使い倒している参考書を紹介していました。受験生時代に使い倒した参考書を紹介するコーナーだったのですが、実際に使っていた参考書の現物を見せていました。
彼女はキティちゃんがお好きだったようで、表紙を取った参考書に絵を描いてオリジナルの参考書にしていました。管理人は絵のセンスがゼロですので、こういうイラストとかをさっと描ける人が羨ましい限りです笑
一つの技術だと感じています。
背表紙や上部に関してもいい感じに年季が入って、使い倒していることが伺えます。まりあちゃんもこうやって昔の参考書を取っているようですが、やはりこれは愛着が湧いているからであると言えるでしょう。
SVLにとどまらず、多くの参考書や単語帳がこのようにグラグラになり、今までの自分の学習を目に見える形で物語ってくれるのです。実際に成果を目で見て確認することはとても大切なことです。
いわば、参考書との人生を通じた長い『お付き合い』である、と言えるでしょう。
このように、愛着が沸いて自分だけの1冊になることで、さらに学習意欲が高まるのも、カバーを外して使うメリットなのではないかと管理人は考えています。
騙されたと思ってやってみてくれ!
ここまで読んでみて皆さんはどう感じたでしょうか。
管理人はいつも電車の中等で、お上品に参考書を使っている人を見ると(それも帯まで取らずに!)、『ね,良かったらカバー取ってあげようか?(余計なお世話)』と言いたい衝動にずっと駆られていました笑
『綺麗に使って、後々は古本として売る予定なんだ』という声も聞こえてきます。
しかし、はっきり言いますが、売れません!
売れないというのはちょっと語弊がありますが,いくら綺麗且つ丁寧に使っていたとしても,勉強用に普段使いしていた参考書が売れることはまず無いです。売れたとしても、雀の涙ほどの価値にしかならないでしょう。
そして、究極的な話になってしまいますが、管理人は『参考書を綺麗に使う』なんて言ってるレベルでは駄目だと最近思っています。特に単語帳なんかボロボロになるまで使い倒してナンボの世界です。
管理人は、そう思ったあの日から、カバーを外して生きてきました。
時には、『全部外してるの?変わってるね笑』みたいになったこともありましたが、今はこのやり方に自信をもっていますし、自信を持っているからこそ、一つの勉強法として紹介しています。
この話を読んで抵抗がある人は、試しに騙されたと思って一度その参考書のカバーを外してみて下さい。
1年後、あなたの目の前には自分が歩んできたかけがえの無い財産があることでしょう。
EARTHIANS英語学院はこのメソッドを保証します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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