TOEICという英語資格があります。
国際的なコミュニケーションの場で必要とされる英語能力を評価する民間資格です。試験内容は全200問で、リスニングが45分で100問、リーディングが75分で100問の合計2時間で解き切るマーク式の試験です。
TOEICは、社会人の『ビジネスに特化した英語力』を公平に測定する指標として非常に人気があり、企業にお勤めのビジネスマンは勿論のこと、現在では、下は高校生から上は大企業の部長まで受験する英語資格になっています。
TOEICは、合格不合格で判断される単純な試験ではなく、自身の英語力に基づいて10点~990点の間でスコアが出るようになっています。分かりやすく言うと、ボーリングのスコアのような感じで、英語力が高い(ボーリングが上手い)人ほど高得点が出る仕組みになっています。
本日はTOEICの結果発表日についてまとめています。
初めて受験された方などは、『いつ結果がわかるのだろう』と疑問に思われている方も多くいらっしゃると思います。
結果っていつ出るんや。。
結果が待ち遠しいわね!
そこで今回は『TOEIC結果発表日程まとめ!オンラインでの確認方法やスコアの郵送までをサクッと解説します』というテーマでTOEICの結果発表日についてお話するとともに、オンラインでの開示方法やスコア郵送までの流れを解説していきたいと思います。
目次から自身の疑問がある所までサクッと飛べますので、忙しい方はどうぞ該当箇所だけお読み下さい!
- TOEICの結果発表日程が知りたい方
- 今後のTOEICの試験日程を確認したい方
- TOEICのスコアの確認方法を知りたい方
- スコアが送られてこない場合などの対処法が知りたい方
2023年TOEICの結果発表日程について
まず初めに、TOEICの結果発表の概要についてお話しましょう。
TOEICというのは、受験後に自分の結果が『合格・不合格』ではなく、ボーリングのように『スコア形式』で返ってきます。その結果を知る方法というのが実は2種類存在します。
- 公式認定証・・・紙ベースの結果用紙で試験日より30日以内に発送されます(一覧表にある日程は、発送予定日)
- オンライン・・・インターネット経由でTOEICの試験を申し込まれた方は、試験日より17日後にネット上で結果を確認することができます(発表予定日の12時過ぎが目安)
2019年10月27日の公開テスト以降、オンライン開示であれば試験日より17日後に確認できるようになっていますが、祝日や年末年始等の関係で遅れる場合もあり、絶対ではありません。
オンラインの場合は、自分で設定をしないと見れないのに対し、スコアの郵送の方は黙っていても必ず住所に送られてくるシステムになっています。我々はどちらを利用すべきなのでしょうか。
2023度TOEIC結果のオンライン開示は絶対に利用すべき!
結論から申し上げると、『オンライン開示は絶対に利用すべきである』ということです。恐らくネットで申し込みをされる方の殆どがこのオンライン開示を希望し、実際にネットで結果を知っています。このオンラインでの結果の通知に関しては、TOEIC公開テストの申込みの際に『設定』が必要になるので要注意です。言わばオプションのようなものでしょうか。
まずはTOEIC公式サイトに行って、ログインを行います。『受験申込』から申し込めるテスト日程が出てきますので、受験を申し込みます。今回は2020年4月12日に開催される、第249回TOEIC公開テストに出願します。
申込みを進めていくと受験地を選ぶ画面になります。ここでオンライン開示の設定も行うことになります。
フォーカスを当てましょう。
基本的に初期設定で、インターネットでのオンライン表示は『利用する』の設定になっておりますので、何も触る必要はありません。ここを誤って、『利用しない』にしてしまうと、テスト結果をオンラインで開示できなくなりますのでご注意下さい。また、非常に重要なことですが、インターネット表示を利用しない設定で申し込みを完了させると、申込み締切後の利用有無が一切変更できなくなります。
従って、申込みの際はオプション関係は一切触らずに普通に申し込みをされることをおすすめします。この設定を行っておくと、後日メールで『インターネットで発表しましたからね〜』というお知らせが届きます。
ネットではこのように簡単に自分のスコアを確認できるようになるのです。もちろん、スコアの郵送を待っていても良いのですが、結果を知ることができるまでの日数が大幅に違いますので、インターネット表示を利用されることを強くお勧め致します。
2023年TOEIC試験日と結果発表日程一覧
試験日 | オンライン結果発表日 | 結果発送予定日 |
---|---|---|
2023/4/23 | 5/9 | 5/23 |
2023/5/21 | 6/6 | 6/20 |
2023/6/10 | 6/27 | 7/11 |
2023/6/25 | 7/11 | 7/25 |
2023/7/23 | 8/8 | 8/22 |
2023/8/20 | 9/5 | 9/19 |
2023/9/10 | 9/26 | 10/10 |
2023/10/1 | 10/17 12:00予定(←今ここ!!) | 10/31 |
2023/10/29 | 11/14 | 11/28 |
2023/11/19 | 12/5 | 12/19 |
2023/12/10 | 12/26 | 1/9 |
結果は下の公式サイトリンクからすぐに確認できます。
https://ms.toeic.or.jp/Usr/Pages/Entry/Login
TOEICスコア結果の見方
それでは、スコアの見方を簡単に解説します。
冒頭でも申し上げました通り、スコアの開示方法にはインターネット表示と郵送の2種類があります。
TOEICオンライン開示
オンライン開示の仕方は非常に簡単です。
まずはTOEICの公式サイトに行き、ログインをしましょう。右上の『ログイン』から行えます。『会員ログイン』という画面が表示されるので、ユーザID(メールアドレス)とパスワードを入力してログインするだけです。
ログインした後はとっても簡単。
画面の下の方に大きく『テスト結果の確認』というものが表示されているかと思います。ここをクリックするともう結果が表示されます。結構心の準備をすることなくクリックしてしまう人が多いので気をつけて下さい笑
私はいつもこの『テスト結果の確認』ボタンを押す瞬間が一番緊張します。別にTOEICは毎月のようにあるので何も緊張する必要はないのですが、それでも結果を待っているとドキドキすることが多いです。
この気持ちを分かって頂ける方は多いのではないでしょうか笑
このボタンを押すと、下の画面に遷移し、オンラインで結果がわかるようになります。
ちなみに、この画面は直近のTOEIC公開テストの結果になります。従って、前々回やそれ以前の結果についてはこの画面には出ませんのでご注意下さい。
細かい所までは分からないものの最短17日でスコア結果が分かり、リーディングとリスニングの得点も判明する為、次回のTOEIC公開テストの対策が立てやすくなることを考えると、このインターネットによる開示システムは使わないと損であると思います。
TOEIC公式認定証
さて、オンライン発表も終わり、そうこうしていると郵送で自宅にスコアレポートが到着します。
公式認定証とTOEIC界ではお馴染みのアビメと呼ばれるものです。オンライン発表では分からなかった細かな得点分布や、その回の平均点・受験者総数などもわかるようになります。
もちろん、このスコアレポートに関しては何もしなくても時間が経てば自宅に届きます。
皆さんは何点取得できたでしょうか。
参考までに大学生と大学院生のスコアも見ておきましょう。
爆速でTOEICの結果を知る方法
ここまでTOEICの結果の結果発表日程と、スコアの確認方法についてお伝えしてきました。
ただ皆さんどうでしょうか。
TOEICの結果発表まで待ち遠しくはないでしょうか。特にすごく調子が良くて、自信がある回などは『早く知りたい!17日間も待てない!!』という気持ちになってしまうのもすごく分かります。TOEICの結果を少しでも早く知る方法はないのでしょうか。
実は早く結果が欲しい人の為に、TOEICにおいて結果通知を早める方法が一つだけ存在します。それは、自分の所属団体で団体特別受験制度(IPテスト)を受験するということです。IPテストというのは簡単に言うと、学校や企業などが団体で実施したTOEICテストのことですが、IPテストの場合、個人で公開テストを受験するよりも早く結果が出ます。
早い団体では約1週間以内に結果が出ると言う爆速の早さが特徴です。
IPテストに興味のある方は上の記事をご覧下さい。スコアの有効性にも違いはなく、公開テストと同等の英語能力証明として使用することができるのです。
また、IPテストはコロナ以降、オンラインでも受験できるようになりました。
結果が届かない場合の対処法
オンライン表示がされないケース
オンラインで結果が表示されないという方は、以下の3点を確認してみて下さい。
- オンライン公開予定日の12時を過ぎているか
- インターネット申し込みの際に『テスト結果インターネット表示』で『利用する』を選択しているか
- 試験日から2年が経過していないか?
公式認定証が届かない場合
時には公式認定証がいつまで経っても届かないという場合があります。私も過去に一度だけそういう経験がありました。まずは日程表で公式認定証の発送予定日を確認して下さい。
公開している日にちは、『到着予定日』ではありませんので、地域によっては受け取りに誤差が出る可能性があります。それでも届かない場合は、こちらにて直接TOEIC(IIBC試験運営センター)に問い合わせることができます。
管理人の体験談も良かったらお読み下さい。
公式認定証を再発行したい時
もし、公式認定証を紛失してしまった場合や、どうしても認定証の原本を会社などに提出しなければいけない場合は、試験日から2年以内に限って、有料にて再発行が可能です。
550円かかりますが、基本的に何枚でも再発行が可能になります。
公式認定証の再発行のお申し込み方法は、こちらをご確認頂けます。また、団体特別受験制度(IPテスト)のスコアレポート(個人成績表)の再発行をご希望の方は、団体(企業・学校など)の担当者に問い合わせる必要があります。
今後はこの公式認定証はデジタルに移行予定です。
TOEICスコアの有効期間
さて、TOEICの結果が手元に返ってきましたが、このスコアには何か月若しくは何年という有効期限はあるのでしょうか。
世の中で多くの方が誤解されていますが、実はTOEICのスコアに『有効期間』というものは存在しません。オンラインでの結果確認が2年、公式認定証の再発行の有効期限も2年となっているので、スコアの有効期限も2年であると勘違いするようです。
勿論、TOEICも時代に合わせて変化していきますし、ひと昔と比べるとだいぶ難しくなっているので、死ぬまで効力があるというのは言いすぎですが、基本的にスコアの有効性はずっと続きます。
しかし、就職を控えた大学生の皆さんやサラリーマンの方は注意が必要です。就職先、転職先などで『何年以内の』TOEICスコアが必要という場合が稀にありますので確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は『TOEIC結果発表日程まとめ!オンラインでの確認方法やスコアの郵送までをサクッと解説します』というテーマでお話をさせて頂きました。
結果発表は非常に待ち遠しいですが、次のTOEICでも良い結果が出せるように頑張っていきましょう。
今回の記事が皆さんの参考になれば幸甚です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
【最後に】TOEICを頑張るあなたにオマケ情報!
TOEICは楽天ポイントで決済できるって知っていましたか?
年会費永年無料の楽天カードを入手して楽天ポイントを貯めることで実質無料で受験ができます。
玄人はもうTOEICにお金を払わずに受験しているのです。
あなたは毎日の支払カードを「楽天カードに集約するだけ」で、まるで魔法がかかったかのように今後TOEIC一切お金は必要無くなります。