留学中は慣れない環境での生活や予定の詰め込みすぎなどで、体調を崩してしまう人も少なくありません。
「自分は大丈夫」と思っていても、「まさか自分が!」と思うような病気にかかることだって十分あり得るのです。

怖がらせるつもりはないけど、病気はいつだって突然訪れるからね…
私は2021年からカナダに住んでいますが、何度か病院に行ったことがありますし、人生初の救急車もカナダで乗りました。それでもやはり、海外で病院に行くというのは何回やっても緊張するものです。



言語の不安があったり、病院のシステムがよくわからなかったり…
というわけで今回は『カナダで病院受診するには?頻出英語フレーズ解説【日本語対応もあり】』というテーマで以下のことを解説していきます。
- カナダで病院の予約を取るときの流れと英語フレーズ
- カナダで病院に行った際の流れと英語フレーズ
- カナダで救急車を呼ぶときの流れとフレーズ
- 日本語対応の病院やオンライン診察について
それでは早速みていきましょう!


カナダで病院の予約を取るときの流れと英語フレーズ


まずはカナダの病院で予約を取るときの流れや英語フレーズを紹介します。
オンラインで予約ができる場合は問題ないと思いますが、問題は電話予約の場合です。



私の住むビクトリアでは、予約はすべて当日の電話予約のみ。英語が苦手でも電話するしかないのだ…。
というわけで、まずは電話予約のおおまかな流れと使える英語フレーズを紹介していきます。
:Good morning. How can I help you today?(おはようございます。今日はどうなさいましたか?)
:Hi, I’d like to make an appointment, please.(こんにちは、予約を取りたいです。)
:What symptoms are you having?(どのような症状がありますか?)
:I’ve been having stomach pain for a week.(腹痛が一週間続いています。)
:Do you have a family doctor?(かかりつけ医はいますか?)
:No.(いいえ)
:Ok. We have an opening at 10:30 AM on Thursday. Does that work for you?(木曜の午前10時半は空いています。いかがですか?)
:Yes, that works for me. / Is there anything available this week?(はい、空いてます。/今週はほかに空きはありますか?)
:Please bring your health card and arrive 10 minutes early.(ヘルスカードを持って、予約もの10分前には来てくださいね。)
:Yes, thank you!(はい、ありがとうございます。)
大まかな流れはこのように進みますが、予約がいっぱいで取れないこともしばしばあります。その際は、
:We’re fully booked for today, so please call us again tomorrow.(今日は予約がいっぱいです。また明日電話してください。)
:We can contact you if a spot opens up today.(今日もし空きが出たら、連絡します。)
このように言われることもあります。



予約時間や持ち物などは、復唱して間違いのないようにしよう!



電話する前に自分の症状に関する英語を調べたり、言いたいことをメモしておいたりすると安心だね!
カナダで病院に行った際の流れと英語フレーズ
続いては、実際にカナダで病院に行った際の診察の流れを紹介していきます。
まずは受付で予約をしている旨を伝えましょう。ウォークインの場合は、自分の症状を受付で伝えます。
予約をしている場合
:Hi, I have an appointment at 〇〇. My name is 〇〇.(こんにちは、〇〇時に予約している、〇〇です。)
ウォークインの場合
:Hi, I’d like to see a doctor today if possible. I’ve been experiencing (症状).(可能でしたら今日診察を受けたいです。(症状)があります。)
:Do you have your health card with you?(ヘルスカードを持っていますか?)
ヘルスカードを持っている場合
:Yes.(はい。)
ヘルスカードを持っていない場合
:I don’t have a health card. I’d like to use my travel insurance.(ヘルスカードは持っていません。海外旅行保険を使いたいです。)
:My insurance may require a detailed invoice.(保険のために正式な請求書が必要になると思います。)
:Ok. Please have a seat. The doctor will call you shortly.(わかりました、おかけになって呼ばれるまでお待ちください。)
受付後は待合室で自分の番が来るまで待ちます。
私が緊急外来に行った際は、診察待ちの間に脈拍 (pulse) や酸素濃度 (oxygen level) を測ったり、採血 (blood draw) をしたりしてもらいました。
自分の名前が呼ばれたら、いよいよ診察に進みます。
診察ではより詳しく自分の症状を説明する必要があるので、英語に不安がある方はあらかじめ症状を紙に書いて持って行くことがおすすめです。
-I’ve had this symptom for about 〇 days.(この症状が〇日続いています。)
-It’s getting worse / not improving.(悪くなっています。/ あまり改善していません。)
-I’ve been having diarrhea / constipation.(下痢/便秘が続いています。)
-I feel short of breath.(息が苦しいです。)
-It’s a sharp pain / dull pain / throbbing pain.(するどい痛み/鈍い痛み/ズキズキする痛みです。)
-The pain comes and goes.(痛みが来たり引いたりします。)
-When did it start?(いつから症状が始まりましたか?)
-How bad is the pain from 1 to 10?(痛みを10段階で表すとどれくらいですか?)
-Have you taken any medication?(薬は飲みましたか?)
-Are you taking any medications regularly?(普段から服用している薬はありますか?)
-Do you have any allergies?(アレルギーはありますか?)
診察のあと、必要があれば検査をし、なければ薬を処方されて家に帰されることになります。
カナダでは、州の保険に入っている人は診察料が無料になります。
これは留学生でも、一定の条件を満たせば適用されます。
しかし海外旅行保険を使う場合は、一度自費で支払ってあとから保険会社に請求する必要があります。
:How would you like to pay?(どうやって支払いますか?)
:By credit card, please.(クレジットカードでお願いします。)
:Can I get a receipt for my records?(記録のために領収書もらえますか?)
:Yes. Here you are. Take care.(はい、どうぞ。お大事に。)
また、救急外来や救急車の利用時では、支払いは後日請求書が自宅に送付されてくるというパターンもあります。
カナダも日本と同様に、病院から出してもらった処方箋をもとに、薬局から薬をもらいます。
カナダでは基本的に、自分の希望する薬局に対して病院が薬の処方箋をデータで送ってくれます。そのため初めて行く病院では、
:Which pharmacy would you like me to send the prescription to?(どの薬局に処方箋をお送りしましょうか?)
と聞かれることが一般的です。



私は病院の予約を取るときに「最寄りの薬局はどこですか」と聞かれたことがあります。最初は何その質問?と思ったのですが、処方箋用だったのですね。
少し時間が経ったら、その薬局に薬を取りにいきます。
:I’m here to pick up my prescription.(薬を受け取りにきました。)
また、薬を受け取る際は通常生年月日と名前を確認されます。身分証を持っておくといいですね。また、
:How should I take this medication?(どうやって服用すればいいですか?)
:Are there any side effects I should know about?(何か知っておくべき副作用はありますか?)
薬に対して不明点があるときは、上記のフレーズなどを使って質問しておきましょう。
カナダで救急車を呼ぶときの流れとフレーズ


私は老人ホームで働いている仕事柄、救急車を呼ばなければいけないことが多いのですが…普通の人はそんなに何回も救急車を呼ぶ経験はないと思います。



とはいえ救急車を呼ぶ!ってなったらめちゃくちゃ緊張するよね。しかも英語で!!
というわけでここでは、英語で救急車を呼ぶ際の流れも紹介していきます。ちなみに、実際に救急車を呼んで病院まで行った経験談は、以下の記事で触れています。


なおカナダでは救急、消防、警察はすべて9-1-1です。
:Ambulance? Firefighters? or Police?(救急ですか?消防ですか?警察ですか?)
:Ambulance, please.(救急車お願いします。)
:What’s the address of the emergency?(現場の住所はなんですか?)
:I’m at 〇〇 Street.(〇〇ストリートです。)
:Tell me exactly what happened.(何が起きたか教えてください。)
:My friend collapsed.(友達が倒れました。)
:How old is that person?(その人は何歳ですか?)
:She’s 25.(彼女は25歳です。)
:Is the person conscious?(意識がありますか?)
:No.(ないです。)
:Is the person breathing?(呼吸はしていますか?)
:Yes, but very weak.(はい、でもとても弱いです。)
:Is the person bleeding?(出血はしていますか?)
:No, I don’t think so.(いいえ、してないと思います。)
:Ok. I’m going to tell you what to do. Stay on the line.(では、あなたがすべきことをお伝えします。電話を切らないでください。)
:Please don’t move the person. Don’t give her anything to eat or drink.(その人を動かさないでください。また、飲み物や食べ物は与えないでください。)
:Help is on the way.(救助が向かっています。)
もちろん状況によってオペレーターとの会話は多少変わりますが、確認されることは主に以下の5つです。
- 住所
- 何が起きたか
- 患者の年齢
- 意識・呼吸・出血の有無
- やるべきことの指示



私自身何回救急車を呼んでも緊張します。とにかく住所だけははっきり伝えることを意識しています。
ちなみに英語に不安がある方は、オペレーターに“Japanese speaker, please.”と伝えると、医療通訳士を介して会話ができることになっています。
医療相談は811へ
救急車を呼ぶべきかわからない…という場合は、8ー1ー1に電話をしましょう。811は、看護師による24時間対応の医療相談ホットラインです。
症状を伝えると、緊急性があるかどうかの判断をする手助けをしてもらえます。



ケベック州以外の場所では、通訳サービスも充実しているよ!
都市によっては日本語対応の病院もある!医療相談やオンライン診察も


カナダには、日本語対応が可能な病院がいくつか存在します。
例えばバンクーバーのDr. Peter Le Voiというクリニック。ピーター医師が日本語を話せるほか、日本人スタッフや通訳者が在籍しているため日本人の強い味方として知られています。
クリニックのサイト:バンクーバー・トロントの日本語クリニック・病院 – ピーター先生



ウェブサイトも日本語!まるで日本の病院みたい。
また、こちらのサイト:トロントで日本語対応している病院・クリニック(キャッシュレス対応可) | Trans Medでは、バンクーバーとトロントの日本語通訳スタッフがいるクリニックを紹介しています。
多言語対応が充実しているのはどうしても大都市に限られてはしまいますが、いざとなったらカナダでも日本語が通じるのは安心ですよね。
他にも、ヨクミテやアスクドクターズといったオンラインでの医療相談・診察サービスを利用することもおすすめです。



私自身もどちらも利用しており、病院に行くほどじゃないけどちょっと気になるな…という身体の悩みを相談しています。
【まとめ】英語での病院受診も怖くない!それもまた経験


というわけで、『カナダで病院受診するには?頻出英語フレーズ解説【日本語対応もあり】』というテーマで記事を書きました。
病院での会話は専門用語も多く、病気の名前など日常会話では耳にしない言葉ばかりで大変だと思います。
どれだけ英語力がある人でも、医療現場での会話や緊急時の会話ではパニックになること間違いなしです。
やはりおすすめは、自分の言いたいことをメモして持って行くこと。そして、自分の症状や病気に関する英語を調べておくことです。
また、いざとなったら医療通訳を使うこともできますし、日本語対応のクリニックに行くこともできます。
英語での受信が不安だからといって病院に行くのを先延ばしにせず、体調が悪いときはちゃんと病院に行くようにしましょうね!



海外旅行保険は絶対に加入しておこう!!
海外旅行保険のお金の請求の仕方も、加入時に一通り確認しておきましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。カナダ生活を元気に楽しみましょう!













