年間10,000人以上の人が利用すると言われているワーキングホリデー制度。
語学を勉強している方や、海外での生活に興味があるという方の中には、ワーホリに興味がある!という方も多いのではないでしょうか。
ワーホリは比較的簡単に海外(提携国のみ)に渡航でき、さらに現地で語学学校に行ったり仕事をしたりできるという、英語学習者には非常にありがたい制度です。
そんな利用者の多いワーホリですが、こんな悩みを聞くことも多々あります。

結局日本人とばかりつるんでしまって、あまり英語を話さないまま終わった。



ジャパニーズレストランで仕事をしたけど、日本の居酒屋バイトみたいな感じで新鮮味がない。
そう、実はワーホリでできる経験は、仕事によって大きく異なってくるのです。
そこでこの記事では、『ワーホリ生必見!英語力伸ばすならネイティブ環境がいいぞ!ローカルで働くメリット紹介』というテーマで、ネイティブ環境で働く様子やそこで学んだこと、ローカルの仕事の見つけ方などを紹介していきます。



この記事を書く私は、2021年からカナダ在住。ジャパニーズレストランもネイティブ環境の職場も両方経験してきました。
ワーホリで絶対英語力を伸ばしたい!ローカルの仕事に興味がある!という方は、参考にしてみてくださいね。それでは早速見ていきましょう。


ネイティブ環境の職場(ローカルの仕事)で感じるメリット


まずは、ネイティブ環境で働くことのメリットについて紹介したいと思います。
先述の通り、私はジャパニーズレストラン(ネイティブスピーカーはいなかった)と、ネイティブ環境の老人ホーム(日本人ゼロ、職員・入居者含めほぼネイティブ)で働いた経験があります。
そこでいきなり結論ですが、
- 英語力伸ばすにはネイティブ環境に身を置くことが一番の近道
- 現地のリアルな文化を味わうことができる
- 休みの取りやすい私生活重視の考え方
これが私の考えるネイティブ環境のメリットです。1つずつ順番に見ていきましょう。
英語力伸ばすにはネイティブ環境に身を置くことが一番の近道
「ネイティブ並みの英語力が欲しい人はネイティブ環境必須」です。すでにある程度英語力が身に着いている人は、ぜひローカルの仕事に挑戦してみてほしいです。
ノンネイティブと話していても英語力は身に着くものですが、ネイティブの話す英語とノンネイティブの話す英語は全っ然違います。使うイディオム、ことわざ、単語・スラングのチョイス、さらに話すスピードやアクセント等、とにかく全く違います。
このネイティブ英語を日常的に浴びることで、英語力がどんどん鍛えられます。教科書っぽい英語ではなく、ネイティブっぽい英語を習得することができます。



What were you doing today?じゃなくて、What were you up to today?みたいな違いとか。
個人的な経験から言うと、ジャパニーズレストランの1年よりも、ネイティブ環境での半年のほうがずっと英語力が伸びましたね。やはり言葉というのはすごいもので、触れている時間が長いほど自然に自分の中に吸収されていきます。
現地のリアルな文化を味わうことができる
現地ならではのイベントや食べ物などの文化を知ることができる機会が多いのは、ローカルの職場ではないかと思います。
例えば私の職場の老人ホームでは、マカロニチーズ(Mac and Cheese)やジェロ (Jello)、ターキーといった北米ならではの食べ物が提供されているほか、イースターやサンクスギビングをお祝いするなどのイベントがあり、知識の幅が広がります。



ターキーには必ずクランベリーソースやスタッフィングが添えられるということとか、アフタヌーンティーではなくハイティーという文化があることなど、普通に暮らしていたら気づかないリアルな文化をたくさん学びました。
実は現地で生活をしていても、シェアハウス等で暮らしていると現地の食文化や生活様式に触れる機会はなかなかないんですよね。
休みの取りやすい私生活重視の考え方
労働環境は職場によるので、もちろんジャパニーズレストランであってもホワイトな職場環境であるところも多いです。
とはいえ、これは私自身のカナダでの経験や周りの友人・知人の経験談から判断するものですが、ローカルの職場のほうが労働法を遵守していて職員へのリスペクトがある場合が多い…ように感じます。



一概には言えませんが、やはりカナダ人が多い環境では、休みの取りやすさや同僚のフレンドリーさをより感じます。国民性ですかね。
ジャパニーズレストランで働ていたときは給料がちゃんと支払われなかったなどのトラブルが多かったので、そう感じるのかもしれませんが…。現在私が働いている老人ホームでは、祝日手当や残業手当、福利厚生がかなり充実しています。
しかしローカルの職場でも、勤務態度が悪かったり休みが多かったりするとクビになることもあります。自由度は高いですが、仕事ができない人がクビになる確率はローカルの職場の方が高いような印象もあります。
そしてもちろん、ネイティブ環境にもデメリットはあります。英語が話せないとクビになりやすいもしくは舐められてしまう、差別を感じる可能性もある、賄いなどの食事が口に合わない…などがその例ですが、どんな職場にもデメリットはあるものなので仕方ないですね。
ネイティブ環境で実際に学んだ英語表現や知識を紹介!


ネイティブ環境だと英語力が伸びるということを散々書いてきましたが、



具体的にどういうふうに伸びるのか言ってくれないと魅力がわからない
と思うことだと思います。そこで、自分が仕事をしながら学んできた英語表現や英語の知識をいくつか紹介していきます。
英語の表現や単語について
ネイティブが話す英語はノンネイティブとは大きく異なります。



ノンネイティブとは会話できるのに、ネイティブと話すと一気にダメ
という人って意外と多いのではないでしょうか?私もそうでした。
というわけで、ローカルの職場だからこそ知ることができた、ネイティブ環境ならではの英語表現たちを紹介していきます。
- The+苗字
-
固有名詞にはTheはつかない、と教わってきたと思いますが、家族や夫婦を指す場合は苗字にTheをつけます。さらに、苗字の最後には複数形のSをつけます。
例:フォックスさん夫婦→The Foxes、ブラウンさん家族→The Browns
この言い方は今の職場で働くまで知らなかったですね。
- Where does this go?
-
物を片付けたいときに、どこに片づけたらいいのか聞く定番フレーズです。
ノンネイティブだと、Where can I put this away?などと言う人が多いのではないかと思います。もちろんこれはたくさんある言い方の一つであり、どんな言い方をしてもいいのですが、この状況ではgoを使うネイティブが非常に多いです。
Do you know where it goes?(それどこに片づけたらいいかわかる?)みたいな文もよく使います。
- Are we keeping this?
-
なにかを取っておくか、捨てるか聞くときに使う定番フレーズです。
私の場合はそのまま直訳してしまうので、”Should we keep this?”という言い方以外に思いつかないのですが、ネイティブは基本“Are we keeping this?”の言い方で取っておくかどうかを聞いています。
もちろんShouldを使っても全く問題ないのですが、ちょっとした言い方の違いでもネイティブとノンネイティブは違うなあと思ったできごとでした。ネイティブの使う英語って意外とシンプルな中学生英語なんですよね、やっぱり。

YUKI

こういう些細な違いが、ネイティブと話すときに難しいと感じる理由なんだろうなあと思うわけです。
- Chocolateの発音
-
ネイティブ環境で働き始めてから、「この発音は問題ない」と思っていたものが通じなかったということが何度かありました。本物の発音をいつでも教えてもらえるのは有難かったです。
周りの同僚全員が英語の先生、という感じでした(笑)
撥音の中で一番驚いたのがChocolateです。チョコレート、なんて簡単だと思っていたのですが、私の発音は間違っていました。
Chocolateはチョコレートではなく、チョックレットでした。カタカナで書くと説明が難しいのですが…Late(遅い)の発音とは違ったんですね、衝撃。(なお発音記号はˈtʃɔːk.lətです。)
このように、知っていると思っていた発音も実は間違っていたということに気付くことができました。
使用される英語がすべて正しいお手本
ノンネイティブ同士で英会話をしていると、
- 知っている簡単な語彙のみで会話する
- 言葉の誤用や不自然な表現があっても気づけない
- 何となく通じてそのままなあなあになる
- 会話のスピードがゆっくりめ
このようになることが多いので、ネイティブとの会話や映画・ドラマ鑑賞などをするときに「同じ英語とは思えないんですけど!?」という現象が起きるわけです。
ノンネイティブ同士で会話していてももちろん英語力は上がりますし、英語でコミュニケーションが取れるという達成感や喜びを感じることは間違いありません。私は、ノンネイティブとの会話を軽視しているわけでは決してありません。
しかし、もっとネイティブ並みの英語力を身に着けたい!と思う方にとってはちょっと物足りないかもしれないのです。
ネイティブの英語は文法が崩れていることも多いですが、もちろん日常的に使われる一番自然で確かな英語です。



こんな言い方するんだ、この言い方で通じるんだ、この単語をよく使うんだ、そんな発見の連続!
仕事をしてお金をもらいながら、日々英語のレッスンを受けている気分です。
どうやってネイティブ環境の仕事を手に入れるの?


最後に、ネイティブ環境の仕事(ローカルジョブ)の見つけ方を紹介したいと思います。とはいえそんなに大層なことはする必要がなく…
基本的には、求人サイト(Indeedなど)やレジュメ配りで見つけることができます。
ネイティブ環境の仕事と言っても様々で、レストラン、ホテル、スーパー、アパレル、オフィスなど自分のやりたい仕事を探してみましょう。



私の場合はIndeedから応募しました。
カナダでは仕事に応募する際に、はじめにレジュメ(履歴書)を送付します。このレジュメで、経験の有無やこの仕事に向いていそうな人柄かということをチェックされるわけです。
応募職種に関連しそうな職歴は、アルバイト経験などでもいいので必ず記載しておきましょう。カナダでは、関連職種での経験や関連する学歴がかなり重視されます。
面接では、「ではまず自己アピールをしてください」と言われて、いきなり自分に関するスピーチを求められる場合も多いです。英語での面接前は、しっかりと準備をして臨みましょう。面接対策に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。


また、ワーホリ=ジャパニーズレストランで働くという固定観念がある人は意外と多い気がします。私も始めてカナダに来た時は、ジャパニーズレストランで働くことしか頭にありませんでした(今思えばなぜ?って感じ)。
自分の英語力を過小評価しすぎず、挑戦してみることが何よりも大切です。例えば皿洗いのような役職でも、ネイティブ環境であれば周りの話す英語を聞いて勉強することができるでしょう。
英語力が求められる仕事(サーバーやホテルの受付等)では、面接で英語力を評価されます。職種によっては始めから高い英語力が求められるので、英語の勉強もがんばりましょうね!


留学期間は限られている!ネイティブ環境で英語力を伸ばそう


というわけで、『ワーホリ生必見!英語力伸ばすならネイティブ環境がいいぞ!ローカルで働くメリット紹介』というテーマで記事を書きました。
留学期間は限られています。
気が付いたら終わってしまった!
思ったより英語が伸びなかった!
ネイティブの友達全然できなかった!
なんて後悔のないように、留学前から自分のやりたいことを明確にしておきましょう。そして、高い英語力を身に着けたいと思う方はぜひネイティブ環境の仕事を探してみてくださいね。
私個人的には「ネイティブと働いて英語力が伸びたし現地のリアルな文化も知れて、カナダならではの経験を得ることができた」という感想なので、ネイティブ環境の仕事はおすすめです。
せっかく海外にいるのだから、日本とは全く異なる経験ができたら素敵ですよね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。みなさんのワーホリを応援しています。














